先週末、4月12日(土)・13日(日)の二日間にわたり、島根県出雲市にて開催いたしました「北欧フィンランド旅と学びのマルシェ」。おかげさまで、たくさんの方々にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。ご参加くださった皆様、そして素晴らしい会場をご提供くださったコワーキングハウス・マヤッカの平田萌さん、誠にありがとうございました!
今回のマルシェは、エラマプロジェクトとして初めての島根開催。フィンランドをテーマにしたコワーキングハウス「マヤッカ」さんとの共同開催という、私たちにとっても特別な機会となりました。
「和」と「フィンランド」が心地よく調和する空間

会場となったマヤッカさんは、JR出雲市駅から徒歩5分という好立地にありながら、一歩足を踏み入れると、まるでフィンランドの家庭に招かれたような温かい空気に包まれます。
木のぬくもりと北欧デザイン、そして日本の古民家が持つ落ち着きが見事に調和した「和フィン折衷」の空間。風通しも良く、窓から差し込む光も心地よくて、思わず長居してしまう…そんな居心地の良さが印象的でした。ここは単なるコワーキングスペースではなく、訪れる人の心に寄り添う「居場所」なのだと感じました。皆さんにも、ぜひ一度訪れていただきたい、心からおすすめできる場所です。
学びと対話、そして出会い。熱気に包まれた講座
二日間を通して開催した3つの公開講座。
・北欧の子育て教育入門講座(講師:石原侑美)
・フィンランド旅行体験談(講師:平田萌)
・フィンランド働き方入門講座(講師:平田萌)
これらの講座には、のべ30名を超える方々にご参加いただきました。嬉しいことに、今回初めてエラマプロジェクトのイベントにご参加くださった方がほとんど!出雲市内や島根県内からはもちろん、遠くは広島から片道3時間かけて、また山口から泊まりがけで駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。中国地方の皆さんの、北欧への関心の高さを改めて感じることができました。
教育講座では、
「この地域では北欧のことを学びたくても学ぶ機会がなかったので、本当に嬉しいです」
「昨晩徹夜だったので、今日の講座は途中で寝てしまうかと心配でしたが、石原さんのお話が面白すぎて、寝る隙なんて全くありませんでした!」
といった、熱のこもったご感想をいただきました。
また、デンマークのフォルケホイスコーレに留学経験のある参加者の方からは、
「北欧での滞在で感じていたけれど、言葉にできなかった感情が、石原さんの講座を聞いて全て言語化されたような感覚になりました」
という、私たちにとっても非常に示唆深い、嬉しいお言葉をいただくことができました。
平田萌さんによる旅行講座には、15名を超える女性が集まり、会場は「いつかフィンランドへ!」というワクワクした空気でいっぱいに。働き方講座では、参加者の皆さんが抱える悩みや想いを率直に語り合い、予定時間を超えても対話が止まらない様子でした。
フィンランドの風を日常に

講座以外にも、フィンランドの研究家・石原侑美が現地で買い付けた雑貨や、飛騨高山から出張した「エラマ bouzuコーヒー」の北欧コーヒー、フィンランドの写真展、無料の旅行相談会など、様々な角度からフィンランドを感じていただけるコンテンツをご用意しました。
今回のマルシェが、フィンランドの文化や考え方に触れ、ご自身の働き方や生き方、日々の暮らしを見つめ直すきっかけとなっていれば、これ以上嬉しいことはありません。
ご参加いただいた皆様、そして素晴らしい機会をくださったマヤッカの平田萌さん、重ねて心より感謝申し上げます。 Kiitos paljon!
エラマの学校、次はあなたの街へ?
さて、エラマプロジェクトがお届けする「北欧体験」は、まだまだ続きます!
★4月20日(日) 兵庫・神戸
【北欧ウェルビーイング入門講座&ミニマルシェ】
築60年の酒屋をリノベーションした素敵な空間「heso.」で、北欧の暮らしやウェルビーイングについて学び、雑貨やコーヒー、手仕事に触れる一日。
★4月26日(土)・27日(日) 福岡・赤坂
【北欧の働き方&ウェルビーイング入門講座】(26日)
【フィンランドの教育入門講座(ランチ付き)】(27日)
働き方、教育、ウェルビーイング…北欧の知恵を二日間にわたってたっぷりお届けします。
各イベントの詳細は、「エラマの学校」のページでご確認いただけます。
ぜひチェックして、お近くの会場へ遊びにいらしてくださいね!
あなたの街で、お会いできる日を楽しみにしています。

2025年3月22日(土)、春の訪れを感じる穏やかな日差しの中、富山県南砺市の桜ヶ池クアガーデンにて、「北欧ウェルビーイング講座 in 富山・南砺」を開催いたしました。
本イベントは、フィンランド生涯教育研究家・石原侑美による講座と、南砺市の豊かな自然と食を体験できるプログラムを通じて、参加者の皆様に北欧流のウェルビーイングを体感していただくことを目指したものです。
当日は、富山県内(南砺市、富山市など)をはじめ、近隣の岐阜県高山市、さらには東京都からも、20代から80代まで幅広い年齢層の24名の方々にご参加いただきました。
なぜフィンランドは幸せなのか?教育と働き方から見えてくるウェルビーイングの本質
午前中は、エラマプロジェクト代表・石原侑美による「フィンランド式ウェルビーイング講座」を開催。
「なぜフィンランドは世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするのか?」「34歳という若さでマリン首相が誕生した背景には何があるのか?」「仕事の生産性を高めるために、なぜウェルビーイングが重要なのか?」
石原は、自身のフィンランドでの研究と経験に基づき、これらの疑問を一つひとつ丁寧に解説。教育現場や働き方における具体的な事例を紹介しながら、フィンランド流ウェルビーイングの神髄を参加者の皆様に伝えました。
参加者からは、
「フィンランドの教育や働き方に対する考え方に感銘を受けました。自分自身の働き方を見直す、良いきっかけになりました」(30代・女性・会社員)
「『ウェルビーイング』という言葉は知っていましたが、今回の講座と体験を通じて、頭でも体でも理解することができました」(40代・男性・公務員)
「大学卒業後は地元に戻りたいと考えていましたが、今回のイベントで富山でやりたいことが見えてきました!」(20代・女性・大学生)
といった感想が寄せられ、熱心にメモを取ったり、積極的に質問したりする姿が印象的でした。
講座の後半では、参加者同士のグループワークを実施。フィンランドのウェルビーイングの考え方を、自分自身の生活にどのように取り入れることができるか、活発な意見交換が行われました。
五感を刺激する!南砺の豊かな自然と食を堪能
ランチタイムには、会場となった桜ヶ池クアガーデンのシェフが腕を振るう、地元食材をふんだんに使用した特別メニューをご用意。南砺市特産の干柿を使った料理も登場し、参加者の皆様に大変好評をいただきました。
「地元食材を使ったランチが本当に美味しくて、南砺市の魅力を再発見できました。参加者の方々とも色々お話できて、とても良い刺激になりました」(40代・女性・主婦)

午後からは、希望者を対象に、桜ヶ池湖畔の散策へ。
穏やかな湖面を眺め、鳥のさえずりに耳を澄ませ、春の息吹を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
「自然の中で過ごす時間の大切さを改めて感じました。心がすーっと軽くなり、リフレッシュできました。これからは、日々の生活でも、ウェルビーイングを意識して過ごしたいです」(50代・男性・自営業)

地域との温かいつながり
今回のイベントでは、地元のプロの三味線奏者をお招きし、南砺市に伝わる民謡の演奏を披露していただきました。心に響く三味線の音色に、参加者の皆様は聴き入っていました。
イベントを通じて得られた成果
今回のイベントを通じて、以下の成果が得られたと考えています。
1、新たな地域ファン層の獲得:
富山県外からの参加者も多く、南砺市の自然、食、文化に触れることで、新たな地域ファンが生まれるきっかけとなりました。
2、地域内におけるウェルビーイング意識の向上:
県内在住の参加者が、フィンランドのウェルビーイング思想を学ぶとともに、地元の魅力を再認識することで、地域への愛着を深めました。
3、参加者同士の交流促進とコミュニティ形成:
ワークショップやランチ、散策といったプログラムを通じて、参加者同士の活発な交流が生まれ、新たなつながりが生まれました。
4、地域資源の再評価と活用促進:
地元食材を活用したランチや、桜ヶ池という地域資源を活かしたプログラムは、南砺市の魅力を効果的に発信する機会となりました。
5、ウェルビーイングへの関心層の拡大:
本イベントの開催情報を様々な媒体を通じて発信したことで、これまでウェルビーイングに関心のなかった層への認知を広げることができました。
最後に
ご参加いただいた皆様、桜ヶ池クアガーデンの皆様、そして、このイベントを支えてくださった全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
エラマプロジェクトは、今後も「ウェルビーイング」をテーマに、様々なイベントやプログラムを企画・開催してまいります。
今回のイベントが、参加者の皆様にとって、そして南砺市、富山県にとって、より豊かで幸せな未来への一歩となることを願っています。

今後のイベント情報
エラマの学校は、全国各地で「北欧ウェルビーイング」をテーマにした講座やワークショップを開催しています。
直近では、3月29日(土)13:00より、兵庫県丹波市にて「北欧・バルト三国入門講座」を開催いたします。
詳細・お申し込みは、エラマの学校Webページをご覧ください。

昨日のニュースで、今年もまた、フィンランドが「世界幸福度ランキング」で首位を獲得しました。8年連続という、もはや揺るぎない地位を確立したと言えるでしょう。しかし、この輝かしい結果の裏側には、どのような現実があるのでしょうか?
私たちは、このニュースを単純に祝福するだけではなく、少し立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。
「暮らしやすさ」=「幸福」?
確かに、フィンランドは社会システムが整っており、人々は穏やかで、比較的安全な国です。しかし、これらの要素は、果たして「幸福」という感情に直結するのでしょうか?
長年フィンランドの現地調査を行っている、エラマプロジェクトの石原侑美は、ある疑問を投げかけています。
「『世界一幸せな国』というイメージが、かえってフィンランドの人々を苦しめているのではないか?」
過度な期待、そして、それにそぐわない些細な出来事が、「本当に幸せなの?」という疑念を生み出してしまう…。
真の豊かさを求めて
エラマプロジェクトでは、「幸福」とは何か、そして、真に豊かな生き方とは何かを、多角的な視点から探求し続けています。
今回のランキング結果についても、表面的な情報だけでなく、フィンランドの社会が抱える課題や、人々のリアルな声に耳を傾け、深く掘り下げていく予定です。
今後のエラマプロジェクトの活動にご期待ください。

詳細な分析や、現地からのレポートは、
[会員限定ページ]で公開しています。
[会員登録はこちら]から、ぜひご登録ください。
「変わりたいけど、何から始めれば…」
そんな風に感じているあなたへ。
世界幸福度ランキング常連国、フィンランドで自分と向き合う1週間プログラムのご案内です。
日常から少しだけ離れて、「豊かで幸せな生き方」をデザインしませんか?
2025年5月18日〜24日、フィンランド・オウルで開催!
「働き方」と「ウェルビーイング」を見つめ直し、自分らしい生き方を見つける特別な機会が、まもなくお申込み締め切りを迎えます!

なぜ、フィンランドで「ライフワークバランス」と「ウェルビーイング」を学ぶのか?
フィンランドといえば、サウナ、オーロラ、ムーミン、マリメッコ、森と湖の国。幻想的で魅力的な国として、世界中から注目されています。
しかし、私達エラマプロジェクトでは、フィンランドの人たちが紡いできた「わたしと向き合う」文化習慣にこそ、幸福度の高さの要因があると考えています。
慌ただしい毎日の中で、つい自分自身を置き去りにしてしまっている…
そんなあなたにこそ、フィンランドでの1週間プログラムを通して、立ち止まって自分自身を見つめ直す時間を持っていただきたいのです。
プログラム内容
今回のプログラムでは、フィンランド現地の職業学校や森林学校で学びながら、
・フィンランドの現地の職業学校での授業
・職業人向けの森林ウェルビーイングワークショップ
・日本在住経験のあるライター、モニカ・ルーッコネン氏のライフバランスワークショップ
など、様々な体験を通して、フィンランドの人々が大切にしている価値観に触れ、自分自身の「豊かで幸せな生き方」をデザインしていきます。

参加者の声
Mさん(フリーランス): 「フィンランドで”社畜”体験!? 理想と現実のギャップに気づき、自分のための時間の大切さを痛感しました。帰国後は、地元の島根でフィンランドをテーマにしたコワーキングスペースを始めることに!」
Hさん(会社員、教育関係): 「自分の心身を健康に保つことの大切さを学びました。森の中で過ごすうちに、思考がクリアになり、安心感に包まれました。」

エラマの学校だからこそ実現できる特別なプログラム
エラマプロジェクトは、フィンランドの人たちが実践している生き方デザインをベースに、豊かで幸せな生き方を描く習慣の流布をミッションとしています。
今回の1週間プログラムは、フィンランド現地の学校との連携を通して、座学だけでは得られない、より深い学びと体験を提供します。
「わたし」を知り、「わたし」の道を見つける。
そんな一歩を、エラマプロジェクトで踏み出してみませんか?
まずは無料オンライン説明会にご参加ください!
3月16日(日)に無料オンライン説明会を開催!
プログラムの詳細や、フィンランドでの学びについて、詳しくご説明します。
参加者限定の特典もご用意していますので、ぜひお気軽にご参加ください。
詳細情報
開催期間: 2025年5月18日(日)〜5月24日(土)
開催場所: フィンランド・オウル
参加資格: 15歳以上
定員: 12名
お申込み締め切り: 2025年3月末日
説明会に参加して、詳細を知ろう!

プログラムへのお申込みは【2025年3月末日まで】!
お問い合わせ
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

「フィンランドのウェルビーイングって、どうすれば手に入れることができるの?」
そんな疑問を抱えるあなたへ、エラマプロジェクトがお届けする、春の全国ツアー開催のお知らせです!
フィンランド生涯教育研究家・石原侑美が、北欧の魅力をたっぷり詰め込んで、あなたの街へお伺いします。
全国各地で異なるテーマのイベントをご用意。この春、あなたも北欧の風を感じてみませんか?
エラマの学校 全国ツアー ラインナップ
3月15日(土) 岐阜・高山
北欧エラマカフェ@エラマ図書館
「フィンランドの図書館のような空間で、ゆったりとした時間を過ごしたい」
そんなあなたにぴったりのイベントです。
こだわりの北欧コーヒーを片手に、心静かなひとときをお過ごしください。
北欧雑貨の販売もありますので、お土産探しにもぜひ!

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3月22日(土) 富山・南砺
北欧ウェルビーイング紀行 in 富山・南砺
「自然の中でリフレッシュしたい」
「心身ともに癒されたい」
そんなあなたにおすすめなのが、桜ヶ池クアガーデンホテルで開催されるこのイベント。
地元食材を使ったランチや温泉入浴で、心と体を満たしてください。

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3月29日(土) 兵庫・丹波
北欧・バルト三国入門講座
「北欧とバルト三国の文化に興味がある」
「自分の生き方について、新しい視点を得たい」
そんなあなたにオススメ!
石原侑美と一緒に、北欧・バルト三国の文化や暮らしを学びませんか?
ドリンクと北欧のお菓子もご用意しています。

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4月12日(土)&13日(日) 島根・出雲
北欧フィンランド旅と学びのマルシェ
「フィンランドをテーマにした空間で、ゆったりと過ごしたい」
「フィンランド好きの仲間と繋がりたい」
そんなあなたにぴったりのマルシェが、コワーキングハウス・マヤッカで開催!
雑貨、コーヒー、ワークショップ、旅の相談会など、様々なコンテンツをご用意しています。

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4月20日(日) 兵庫・神戸
北欧ウェルビーイング入門講座&ミニマルシェ
「神戸・塩屋のおしゃれな空間で、北欧の暮らしに触れたい」
築60年の酒蔵をリノベした素敵な空間heso.で、ウェルビーイング入門講座とミニマルシェを開催!
手仕事ワークショップにもぜひご参加ください。

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4月26日(土)&27日(日) 福岡・赤坂
北欧の働き方&ウェルビーイング入門講座 / フィンランドの教育入門講座
「北欧の働き方や教育について、深く学びたい」
「これからの時代に必要なウェルビーイングについて考えたい」
そんなあなたにおすすめなのが、福岡で開催される2つの講座。
26日(土)は働き方、27日(日)は教育がテーマです!


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イベントの詳しい情報はこちら
各講座&イベントの詳細は、エラマの学校のページをご覧ください。
各地で様々なイベントをご用意して、皆様のお越しをお待ちしております!
「SISU(シス)」という言葉をご存知でしょうか?
フィンランド語で「勇気」「忍耐力」「粘り強さ」「不屈の精神」といった意味を持つこの言葉は、フィンランド人が厳しい自然環境や歴史の中で培ってきた、心の奥底にある強さを表しています。
世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするフィンランド。その幸福の源泉の一つとして、このSISUの精神が注目されています。

なぜ今、レジリエンスが必要なのか
現代社会は、VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と言われています。
予測不可能な出来事が次々と起こり、変化のスピードは増すばかり。
このような時代を生き抜くためには、困難や逆境を乗り越え、しなやかに回復する力、つまり「レジリエンス」が不可欠です。
まるで今の時代を予見していたかのように、フィンランドの人々はSISUの精神を日々の生活に取り入れ、困難に立ち向かい、幸福な人生を築いています。
SISU:フィンランド人が育んできた心の強さ
「よむエラマ」の記事でも紹介されているように、SISUは単なる根性論ではありません。
困難な状況を冷静に分析し、長期的な視点で粘り強く行動する力。
目標達成のために合理的な判断を下す力。
そして何よりも、自分自身を信じる力です。
フィンランドの長い冬は、人々に内なる強さを育む機会を与えてきました。
太陽がほとんど昇らない日々、厳しい寒さ。
そんな環境の中で、フィンランドの人々は家の中で創造的な活動をしたり、家族や仲間との絆を深めたりしながら、心のバランスを保ってきたのです。
エラマプロジェクト代表の石原侑美は、フィンランドの冬至の頃のイバロという街を訪れた際、お昼の12時から夕暮れのような暗さに、心身ともに大きな影響を受けました。
そんな時、フィンランドの人々はサウナに入ったり、自然の中で過ごしたり、自分なりの方法で困難を乗り越えています。
SISUを育むヒント
SISUの精神は、私たち日本人にとっても決して遠いものではありません。
古くから自然と共に生きてきた私たちは、忍耐や努力を重んじる文化を持っています。
しかし、ともすれば自己犠牲に陥りがちな日本の文化において、SISUは「自分のために」困難を乗り越えるという視点を教えてくれます。
・目標を明確にする: 何のために頑張るのかを明確にすることで、困難に立ち向かうモチベーションを維持できます。
・小さな成功体験を積み重ねる: 達成可能な目標を設定し、それをクリアしていくことで、自信を高めることができます。
・休息を大切にする: 無理は禁物。心身を休ませる時間を持つことで、SISUを持続させることができます。
・自然に触れる: 自然の中で過ごすことは、心身のリフレッシュになり、新たな活力を与えてくれます。
・困難な状況を受け入れる:つらいことや苦しいことがあっても、一旦受け止める。
エラマの学校でSISUを学ぶ
エラマプロジェクトでは、フィンランドの文化や暮らしを通して、自分らしい生き方を探求する様々な講座やイベントを開催しています。
【オンライン】北欧フィンランドのレジリエンス講座〜冬の暮らし、SISU。2025年最新視察報告〜
この講座では、2025年のフィンランド最新視察報告を交えながら、SISUの精神を深掘りしていきます。
フィンランドの冬の暮らしから、逆境を乗り越え、レジリエンスを高めるヒントを学びませんか?
開催概要
日時:2025年3月13日(木)20:00〜21:30
場所:オンライン(zoom)
料金:一般 1,500円(税込)
詳細・お申込み:https://elama.be/workshop-event/resilience-finland202503/
その他にも、
3月15日(土): 北欧エラマカフェ@エラマ図書館(岐阜県高山市)
https://elama.be/workshop-event/nordiccafe202503/
3月22日(土):【富山・南砺開催】北欧ウェルビーイング紀行 in 富山・南砺
https://elama.be/workshop-event/toyamawellbeing202503/
3月29日(土):【兵庫・丹波】北欧・バルト三国入門講座(兵庫・たんば黎明館)
https://elama.be/workshop-event/tamba20250329/
など、各地でイベントを開催予定です。
この機会にぜひ、エラマの学校でSISUの精神を学び、変化の時代を自分らしく生き抜く力を身につけてみませんか?

みなさん、こんにちは。エラマプロジェクトです。
今日はフィンランドの文化に息づく「根性で困難を乗り越える」精神についてお話しします。フィンランドの根性論「SISU(シス)」という精神と、私たち日本人に馴染み深い「根性」という言葉について比較していきます。
一見、どちらも「困難に立ち向かう強い精神力」を表しているように見えますが、その本質や捉え方には、興味深い違いがあるんです。今日は、この二つを比較しながら、それぞれの特徴と、現代社会における意義について、一緒に考えていきましょう。
SISUって、どんな精神?
まず、「SISU」とは、フィンランド人の心の奥底に根付いている、とても大切な精神を表す言葉です。
「勇気」「忍耐力」「粘り強さ」「不屈の精神」など、いろんな意味を含んでいて、500年以上も前からフィンランド人のアイデンティティの核として受け継がれてきました。
SISUの特徴は、
・長期的な視点で、コツコツと粘り強く取り組む
・どんな状況でも冷静に分析し、合理的な判断をする
・自分自身の幸せのために、精神力を発揮する
・日常生活や教育を通じて、自然と身につけていくもの
なんだか、すごく穏やかで、芯の強さを感じる言葉ですよね。

日本の「根性」はどうだろう?
一方、日本の「根性」という言葉は、戦後の高度経済成長期に広まった、どちらかというと、熱血的なイメージが強いかもしれません。
「強い精神力があれば、どんな困難も乗り越えられる!」という、ちょっと精神論的な考え方を指します。
根性の特徴は、
・短期的な忍耐や努力を重視する
・感情的に困難に立ち向かうことが多い
・他者や組織のために、力を発揮することが多い
・精神論として語られることが多い
なんだか、ちょっと暑苦しい感じがしますね。笑
SISUと根性、どこがどう違うの?
この二つを比較してみると、いくつか面白い違いが見えてきます。
・目的の違い
SISU:個人の豊かさや幸せのために発揮する
根性:組織や他者のために尽くすことが多い
・アプローチの違い
SISU:冷静に状況を分析し、長期的な視点で行動する
根性:感情的に困難に立ち向かい、短期的な成果を求めがち
・社会での位置づけ
SISU:日常生活や教育を通じて自然に身につく
根性:精神論として強調されることが多い
このように見てみると、同じように見える「精神力」でも、その質や使い方が、大きく異なることが分かります。
現代社会で求められるのは?
現代社会では、個人の幸福や豊かさを追求する人が増えていることもあり、SISUの考え方に注目が集まっています。
フィンランドでは、教育や生活習慣を通して、自然とSISUが身につくように工夫されているそうです。
SISUは、単なる精神論ではなく、具体的な行動指針として、私たちの生活に役立つヒントを与えてくれます。
一方、日本の根性論は、時に過度なプレッシャーやストレスの原因になることも指摘されています。
ですが、その根底にある「困難に立ち向かう勇気」は、私たちにとって大切な要素の一つ。
この「根性」を、現代社会に合わせて、適切に解釈し直すことが、私たちにとって必要なことなのかもしれません。
エラマプロジェクトの挑戦
エラマプロジェクトでは、フィンランドのSISUと日本の文化を融合させた「和フィン折衷」という概念を提唱しています。
この取り組みを通して、SISUの精神を日本の文脈に適用し、より豊かで幸せな生き方を探求しています。
SISUと根性、それぞれの良い面を取り入れながら、現代社会に適した新しい精神性を見出していくことが、これからの私たちの課題なのかもしれません。
そして、それはきっと、私たち一人ひとりの人生を豊かにしてくれるはずです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんは、どう思われましたか?ぜひ、感想を聞かせてくださいね。
そして、もし「SISU」について、もっと深く学びたいと思われたら、ぜひこちらのオンライン講座にご参加ください!

【オンライン】北欧フィンランドのレジリエンス講座
〜冬の暮らし、SISU。2025年最新視察報告〜
日時: 3月13日(木) 20:00〜21:30
場所: オンライン(Zoom)
内容:
・世界幸福度ランキング上位のフィンランドに学ぶ、「SISU」の精神を深掘り。
・2025年最新視察報告を交えながら、冬の暮らしからレジリエンスを高めるヒントを探ります。
・講師は、フィンランド生涯教育研究家の石原侑美。
質疑応答や参加者同士の対話を通じて、SISUを自分ごととして捉え、日々の生活や仕事に取り入れるためのヒントを深め合います。
詳細はこちら: https://elama.be/workshop-event/resilience-finland202503/
共に、あなたの内なる強さ「SISU」を見つけ、より豊かな人生を歩んでいきましょう!

エラマの森の皆さん、こんにちは!フィンランド生涯教育研究家の石原侑美です。
先日、全4回にわたってお届けした「フィンランドの基礎を学ぶコース 〜なぜフィンランドは幸福度1位なのか〜」が無事終了しました。ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!
全4回を通して見えてきたのは、フィンランドの魅力だけでなく、日本人である私たち自身が、何を大切にしたいのか、どんな未来を描きたいのか、という問い。
8時間、フィンランドと向き合ったからこそ見えたこと
「フィンランド」というフィルターを通して、歴史、社会、文化、デザイン、芸術…と、さまざまなテーマを深く掘り下げていく中で、参加者の皆さんの熱意に触発され、私自身も新たな気づきを得ることができました。
今回のコースでは、一方的な講義ではなく、参加者の皆さんと共に「体験」を創り出すことを大切にしました。クイズ形式で知識を深めたり、ブレイクアウトルームで意見交換をしたり、時には音楽を聴きながら、心に浮かぶ風景を共有したり…
最終回には、「あなたにとってのアートとは?」という問いを投げかけ、参加者の皆さんの価値観や人生観に触れることができました。フィンランドというキーワードを軸に、多岐にわたるテーマを扱い、対話を重ねたことで、参加者それぞれが、自分自身の軸となる価値観を再確認できたのではないかと感じています。

コースで辿った「フィンランドの根っこ」
このコースでは、フィンランドという国が育んできた価値観や文化を、4つのテーマを通して立体的に捉えました。
第1回:フィンランドの歴史、地理、国際関係
フィンランドという国を理解するための土台となる、歴史、地形、気候、そして国際関係。スウェーデン統治時代、ロシア帝国時代、そして独立という3つの時代を紐解き、地形の特徴や国際社会との関わりを学びました。
第2回:フィンランドの現代社会、教育、福祉
手厚い社会保障制度や、個性を尊重する教育制度。その根底にある「ウェルビーイング」の考え方を、具体的な事例を通して学びました。
第3回:フィンランドのデザイン、芸術
マリメッコやイッタラといったデザイン、シベリウスの音楽、国民的叙事詩「カレワラ」…。フィンランドの文化と芸術に触れ、その根底にある自然への敬意や、機能美を追求する精神を学びました。
第4回:フィンランドの文化、暮らしと日本との類似性
サウナ、食文化、言語…フィンランドの暮らしに焦点を当てながら、日本との共通点を探ることで、普遍的な価値観に気づきました。アニミズム的な思想や、自然との共生を大切にする文化は、私たち日本人の心の奥底にも響くものがあるのではないでしょうか。
フィンランドから見えてきた、日本の未来
今回のコースを通して、フィンランドと日本の文化や精神性に根付く、困難を乗り越えていく力や、平穏を求める心に触れました。
全く違う国でありながらも、どこか通じ合う部分がある。そんな2つの国の価値観を融合させ、新しい価値観を創造していくことこそ、私たちが目指すべき未来なのではないか。そんな可能性を感じています。
参加者の皆さんからいただいた声
参加者の皆さんからは、たくさんの嬉しいお声をいただきました。
「フィンランドの文化や暮らしについて、より深く知ることができた。」
「これまでの学びが繋がり、フィンランドの幸福の理由が見えてきた。」
「自身のライフスタイルを見直すきっかけになった。」
「フィンランドと日本の意外な共通点に驚いた。」
さあ、あなたは何を始めますか?
今回のコースが、皆さんにとって、明日からの生活をより豊かにするための、小さなきっかけになれば嬉しいです。
今回のコースで、フィンランドの教育についてもっと知りたい!と思った方は、ぜひ【オンライン】フィンランドの教育を全部学ぶコース ものぞいてみてください。フィンランドの先生やコーディネーターのようなプログラムを作ることを目指し、より実践的な内容でお届けする講座です。

【オンライン】フィンランドの教育を全部学ぶコース
今回のコースにご参加いただいた皆様、そして、ここまで読んでくださったあなたに、心からの感謝を込めて。
Kiitos!(キートス!:ありがとう!)
石原侑美(フィンランド生涯教育研究家)
みなさん、こんにちは!エラマプロジェクトです。
今日は、私たちがいつも発信している「和フィン折衷」について、少し深掘りしてみようと思います。
「和フィン折衷」とは、なんだか難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、実はとてもシンプルなんです。
簡単に言うと、日本(和)とフィンランド(フィン)の良いところを混ぜて、新しい何かを生み出そう!という、エラマ独自のコンセプトなのです。
ただ単に文化を比べるだけでなく、それぞれの良さを理解し合って、今の私たちの暮らしをもっと面白く、豊かにしていくのが目的です。
和フィン折衷の、ここが魅力です!
文化の融合: 日本の繊細な美意識と、フィンランドのシンプルで機能的なデザインが合わさると、本当に新しい発見があるのです。
異文化理解の促進: まったく違うように見える文化も、よくよく見てみると共通点があったりして面白いです。そこから、新しい「気づき」が生まれるのです。
実践的なアプローチ: 理想論だけではなく、実際に私たちの生活に取り入れられるようなアイデアを、みんなで試行錯誤していくのがエラマ流です。

具体的にどんなことをしているのでしょうか?
たとえば…
デザインやモノづくり: フィンランドのデザインを参考に、日本の伝統工芸をアップデートしてみたりします。
生き方改革: フィンランドの「シス(SISU)」という、困難に立ち向かう精神と、日本の「根性」を掛け合わせて、タフでしなやかな生き方を探求したりします。
自然との付き合い方: 日本とフィンランドは、どちらも四季が豊かな国なので、それぞれの自然観を参考に、もっとサステナブルな暮らし方を見つけたりします。
子育てや教育: フィンランドの自由な教育と、日本の伝統的な教育の良いところを組み合わせて、子どもたちが自分らしく伸び伸び育つような新しいアプローチを考えたりします。

エラマプロジェクト、こんな活動をしています!
「和フィン折衷」をみなさんに知っていただき、一緒に楽しむために、エラマはこのような活動をしています。
トークイベント&ワークショップ: フィンランドと日本の文化に詳しい方々をお呼びして、みんなで語り合ったり、実際に手を動かして体験できる場をつくったりします。
メディア発信: ブログやYouTubeで、私たちの活動や、和フィン折衷の魅力を発信しています。
体験型イベント: 和フィン折衷を体感できるイベントを企画しています。みんなでワイワイ楽しみましょう。
コミュニティ「エラマの森」: オンラインやオフラインで、みんなで繋がれる場所です。気軽にお話できる仲間を見つけてください。

「和フィン折衷」で、どんな未来が待っているのでしょう?
新しい視点の獲得: 自分の文化を客観的に見つめ直すことで、新たな価値観に気づけるかもしれません。
創造性の促進: 違う文化の要素が組み合わさることで、予想外のアイデアや解決策が生まれる可能性が大きいです。
グローバルな視点: 異文化を理解することで、世界はもっと広がるでしょう。国際人としての第一歩を踏み出しましょう。
人生が豊かに!: 両方の文化の良いところを取り入れることで、毎日がもっと楽しく、充実したものになるはずです。
エラマの「和フィン折衷」は、ただの文化交流ではありません。
もっと自由で、もっとワクワクする、新しい生き方を見つけ出すための冒険なのです。
日本とフィンランド、そして世界中の文化の魅力を再発見して、みんなで一緒に、もっと豊かな暮らしを創造していきましょう!
そして、そのヒントをさらに深めるために、ぜひこちらの無料オンライン講座にご参加ください!
和フィン折衷の研究講座
〜和文化とフィンランドの五感を使う文化〜
日時: 2月19日(水) 21:00〜21:30
場所: エラマYouTubeチャンネルにて配信
参加費: 無料
内容:
フィンランドと和文化の視点から、「豊かで幸せな自分らしい生き方」を探求します。
今月のテーマは「五感を使う文化」。日本の美意識とフィンランドの自然への敬意を、五感を通して体感します。
講師は、フィンランド生涯教育研究家の石原侑美と、和文化伝道師の橘茉里。家庭料理や手作り料理にも焦点を当てながら、文化の奥深さを紐解きます。
↓画像をタップして詳細を確認!

一緒に、新しい文化の扉を開きましょう!
いつもエラマのWebサイトをご覧いただきありがとうございます。
この度、エラマでは、フィンランドの教育を深く学び、実践に活かすためのオンラインコースを開講することになりましたので、ご案内いたします。

なぜ、今フィンランドの教育なのか?
フィンランドの教育は、世界的に高い評価を受けており、その教育の質の高さは、国連機関の世界幸福度ランキングで6年連続1位を獲得していることからも明らかです。
・教員は修士課程修了が必須
・成人教育の学び直しやリスキリングが盛ん
この背景には、単なる知識の詰め込みではなく、個人の主体性や幸福度を重視する教育理念があります。本講座では、フィンランドの教育を単なるデータや表面的な情報としてではなく、具体的な授業作りや教育コミュニティのあり方に焦点を当てて、深く掘り下げていきます。
【オンライン】フィンランドの教育を全部学ぶコース
本コースでは、フィンランド生涯教育研究家・石原侑美が7年間の研究成果を余すところなくお伝えします。資料研究や講演会はもちろんのこと、フィンランドの学校視察や教員へのインタビューを通して得た独自の知見を、ワークショップ形式で楽しく学んでいただけます。
コースのポイント
フィンランド生涯教育研究家が講師
・7年間フィンランドの教育を研究し続けている石原侑美が講師を務めます。
実践的なプログラムや授業のアイデアワーク
フィンランドの先生やコーディネーターが使用している教材やカリキュラムレシピを共有し、実践形式のワークを行います。
本気で学びたい人向け
カメラ・マイクONで積極的に参加するタイプの講座です。
「アイデアの枠を広げたい」「フィンランドの教育について深く学びたい」という気持ちが高い方におすすめです。
コース内容
各回2時間、全4回で構成されています。
第1回: フィンランドの教育・基本編
フィンランドの教育制度や歴史について学び、「教育」の定義を体感します。
第2回: 教育メソッドを知る
フィンランドの教育メソッド(教科横断型のカリキュラム、ウェルビーイング教育など)を学び、授業や教材作りに活かします。
第3回: キャリア教育と生涯教育
フィンランドのキャリア教育、成人教育、図書館や民俗学校の役割について学びます。
第4回: 教育・教員の学びと評価方法
フィンランドの教員のコミュニティ、成績評価の方法を学び、参加者同士で対話します。
コース終了後
コース終了後、課題提出をしていただくことで修了証を発行いたします。(※課題提出は任意)
・課題提出+全4回リアルタイム出席:木の修了証
・課題提出+1回以上アーカイブ受講:電子ファイル(PDF)修了証
開催概要
日時:
第1回:2025年3月10日(月)20:00~22:00
第2回:2025年3月17日(月)20:00~22:00
第3回:2025年3月24日(月)20:00~22:00
第4回:2025年3月31日(月)20:00~22:00
場所: オンライン(Zoomミーティング)
料金:
一般受講料:33,000円(税込)
学生受講料:22,000円(税込)
エラマの森会員様:11,000円(税込)
再受講(エラマの森会員限定):無料
対象:
・教員や教育関係者
・学校や塾の授業や教材作りの新たなアイデアが欲しい方
・研修講師やコーディネーター
・企業などの研修現場で使えるアイデアが欲しい方
・フィンランドの教育に高い関心がある方
お申し込み
下記リンクより詳細をご確認の上、お申し込みください。

https://elama.be/workshop-event/fineducourse-202503/
過去の受講者の声
Aさん(教員、女性)
新しい発見が多く、これまでの自分の実践を振り返る良い機会になりました。グループチャットで様々な環境の方と話せたのも刺激的でした。特に、フィンランドの教育現場でのICT活用や、図書館が地域の人々に開かれている点に感銘を受けました。学んだことを、日本の教育現場でも活かしていきたいです。
Kさん(会社員、女性)
多様な考えに触れ、自分の気持ちや考えを聴く良いきっかけになりました。特に、フィンランドの先生が「私たちには浸透しなかったから、無理に取り入れるのをやめた」というエピソードから、柔軟な姿勢と「私たちにとって何が必要か」を基準に判断することの大切さを学びました。自分の仕事や、自分自身の人生を生きるというテーマにも繋がると感じています。
Sさん(大学生、女性)
「教育」に対する偏見が変わり、もっと柔軟に考えて良いという選択肢が生まれました。信頼、自由といったキーワードが印象的で、学びをもっと身近に、楽しくしていく軸を見つけられました。視野が広がり、刺激を受け、日本とフィンランド両方の良さを再認識できた、充実した4週間でした。
講師紹介
石原 侑美
・フィンランド生涯教育研究家、エラマ合同会社 代表
・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の修士課程修了(国際関係学)
・ブランド・マネージャー認定協会のトレーナーとしてブランドコンサルティングに従事
・「人のアイデンティティはどのように形成されるか」を人生の研究テーマとし、ビジネスにおけるブランディングと国際関係学のアプローチから追究
・現在は、フィンランド生涯教育研究家として、人が「わたしの人生を生きている」実感はどのように持てるのかを研究、実践、研修、講座を通して活動
皆さまのエントリーを心よりお待ちしております。