
いつもエラマプロジェクトの活動にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
この度、ウッドフォーラム飛騨(岐阜県高山市)にて、「北欧エラマカフェ」 を開催することになりましたので、ご案内いたします。
北欧のゆったりとした時間を、飛騨の森のウッディーな空間で
フィンランドの森のように落ち着く山々を眺められる空間で、こだわりのコーヒーを片手に、ゆったりと心静かなひとときをお過ごしください。
北欧デザインに囲まれ、まるでフィンランドを旅しているような気分を味わえます。
エラマを通じてフィンランドへの旅を夢見る方にも、ぜひお越しいただきたい空間です。
【こんな方におすすめ】
・北欧のライフスタイルやデザイン、ゆったりとした時間に興味がある方
・こだわりのコーヒーを味わい、リラックスしたい方
・いつかフィンランドへ行ってみたいという夢をお持ちの方
【イベント内容】
・エラマショップ(北欧&和雑貨):フィンランドの木工雑貨や、オリジナルのお香など、温もりと文化を感じられるアイテムを販売します。
・エラマbouzuコーヒー:北欧ロースタリーの豆を使用したドリップコーヒーと、北欧のお菓子をお楽しみいただけます。
・フィンランド旅行無料相談会:学びのある旅を作るプロが、あなただけの旅行プランを提案します。
写真展:フィンランドの美しい風景や人々の暮らしを写した写真展を開催。
【開催概要】
日時: 2025年6月14日(土) 10:00~15:00
場所: ウッドフォーラム飛騨
住所: 〒506-0102 岐阜県高山市清見町三日町165
入場料: 無料
予約: 不要、入退場自由
北欧のゆったりとした時間を、ぜひウッドフォーラム飛騨でお過ごしください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
「日々の忙しさの中で、本当に大切なものを見失ってはいないだろうか?」
「自分らしく、心豊かに生きるためのヒントは、どこにあるのだろう?」
そんな静かな問いを胸に、私たちはフィンランド北部の都市オウルを訪れました。「”北欧のシリコンバレー” フィンランド・オウルで 働き方とウェルビーイングを学ぶプログラム2025」。そこは、先進的な教育と、自然に寄り添う暮らし、そして何よりも温かい人々との出会いに満ちた場所でした。この旅が参加者一人ひとりの心に灯した、新たな光の軌跡をお届けします。

🌲 フィンランドの日常と自然が教えてくれた、「ウェルビーイング」の本質
プログラムの中核を成したのは、フィンランドの教育現場への訪問と、現地の専門家による示唆に富んだワークショップ、そして雄大な自然体験でした。
フィンランドの職業専門学校(OSAO)では、生徒の個性を尊重し、失敗を恐れずに挑戦を促す教育方針に感銘を受けました。まるでカフェのように心地よい学習空間は、「ありのままの自分でいられる安心感」の大切さを物語っていました。
ライフスタイル専門家、モニカ・ルーッコネンさんの「マイタイム(自分のための時間)」ワークショップは、日々の喧騒の中で自分自身を見つめ直す貴重な機会となりました。「『これは私の時間』と意識するだけで日常が変わる」「何もしない時間も心の栄養になる」といった参加者の声は、セルフケアの新たな視点を与えてくれました。
さらに、オウル近郊の美しい自然保護区を拠点とする専門機関が提供する森林プログラムでは、「森とともに呼吸する」ことの心地よさを体験。森林浴や呼吸法、自然素材を用いたクラフトなどを通じ、自然が心身にもたらす癒やしと回復力を実感しました。この機関は、環境に配慮した持続可能な活動でフィンランド政府からも認証を受けており、「自然は最高の薬である」という言葉が、深く胸に響きました。

✨ 旅が紡いだ、参加者それぞれの「気づき」と「心の変化」
「フィンランドの人々の自然な生き方に触れ、もっと肩の力を抜いていいんだと気づきました」(Mさん)
「『プロフェッショナル』とは、スキルだけでなく、人間的な魅力や他者への貢献なのだと感じました」(Kさん)
「現地の学生が語った『自分のペースを保つことが生産性』という言葉に、ハッとさせられました」(Aさん)
「フィンランドの教育現場で、生徒の夢を心から応援する先生方の姿に感動しました」(Bさん)
これらの言葉は、フィンランドでの体験が、参加者一人ひとりの価値観や日常に、確かな変化の種を蒔いたことを示しています。それは、「物質的な豊かさだけではない、心の充足」であり、「自分自身を大切にする勇気」、そして「未来への新たな希望」でした。

🌿 フィンランドの精神性に触れる、次なる旅へ
オウルでのプログラムは、参加者にとって、自分自身と深く対話し、これからの人生をより豊かにデザインするための、かけがえのない時間となったことでしょう。
エラマプロジェクトでは、フィンランドの精神性やウェルビーイングを探求する旅を、これからも皆様にお届けしてまいります。
「フィンランドの教育の奥深さに、もっと触れてみたい」
「美しい湖水地方の自然の中で、心と体を解放したい」
「現地の人々との温かい交流を通して、人生の新たな視点を発見したい」
そんな想いを抱くあなたへ、次なる扉が開かれています。

次回のプログラムはこちら!
フィンランドの精神性を知るプログラム 〜教育と森と人と〜
日時:2025年8月24日(日)〜30日(土)
定員:15名
場所:フィンランド・ヘルシンキ、プンカハリュ
(現地集合現地解散型)
<この旅で、あなたはきっと出会えるでしょう>
「教育の本質を探りたい」「大自然の中で自分を取り戻したい」「フィンランド文化の奥深さに触れたい」
これは、そんなあなたのための、特別な旅です。
フィンランドの静謐な森と輝く湖、そして何よりも温かい人々が、あなたとの出会いを心待ちにしています。
私たちと一緒に、心揺さぶる体験を通して、あなた自身の「エラマ(人生・生活)」の新たな可能性を発見しませんか?
▼プログラムの詳細・お申し込みはこちらから
https://elama.be/workshop/finlandtour/

※この記事は、2025年5月8日のエラマのYouTubeチャンネルでLIVE配信した無料講座の内容をコラムとしてまとめています。
YouTubeのアーカイブ動画はこちら
「心の闇」と聞くと、少し重たいテーマに感じるかもしれません。しかし、誰にでも訪れる可能性のあるこの感情とどう向き合っていくかは、現代社会を生きる私たちにとって大切な視点ではないでしょうか。
今回の「和フィン折衷ゼミ」では、「心の闇」をテーマに、和文化とフィンランド文化それぞれにおける捉え方や向き合い方、そして解消法について深掘りしていきます。
心の闇とは?ネガティブな感情から過去のトラウマまで
まず、「心の闇」とは具体的に何を指すのでしょうか。一般的には、以下のようなものが挙げられます。
・ネガティブな感情や思考: 怒り、不安、絶望など
・平静を装う状態: 内心では怒りや悲しみを抱えながらも、表面的には平静を装うこと
・過去の傷やトラウマ
・他人に見せない内面: 表と裏で異なる顔を見せること
・誰にでもあるもの: 特定の人だけでなく、人間誰しもが持ちうるもの
特に、日本には「五月病」という言葉があるように、季節の変わり目や環境の変化によって心が揺らぎやすい側面もあります。
心の闇と向き合う文化:和文化とフィンランド
和文化とフィンランド文化では、この「心の闇」とどのように向き合ってきたのでしょうか。
和文化における心の闇との向き合い方
日本では古来より、心の闇と向き合うための様々な文化や習慣が育まれてきました。
・和歌: 喜びだけでなく、悲しみや苦しみといった感情も歌に詠むことで、心の闇と向き合ってきました。古今和歌集の序文には「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」とあり、歌が人の心から生まれるものであることが示されています。
・道を極める(座禅など): 茶道や武道、そして座禅といった「道」を極める行為は、自分自身と向き合い、悟りを目指す中で、心の闇とも対峙するプロセスを含んでいます。
・日記文学: 平安時代の女流文学などに見られるように、日記に自らの苦悩や葛藤を綴ることで、心の闇を表現し、昇華しようとする試みもありました。例えば、藤原道綱母の『蜻蛉日記』は、夫との関係に悩み苦しむ心情が赤裸々に描かれています。
フィンランド文化における心の闇との向き合い方
一方、フィンランドでは以下のような形で心の闇と向き合っています。
・読書: フィンランドは国民の読書量が非常に多く、図書館の利用率も世界トップクラスです。図書館は「第三の場所(サードプレイス)」として重要な役割を担っており、静かに自分と向き合う時間を提供しています。
・アート: フィンランドでは、アートが生活に根付いています。プロの芸術家だけでなく、一般の人々も文化活動に積極的に参加し、絵画や音楽などを通して内面を表現します。
・サウナ: フィンランドのサウナは、単に体を温めるだけでなく、静かに自分自身と向き合い、本音を語り合える場所でもあります。暗く静かな空間で、心の闇と対話する時間となることもあります。
心の闇とアート:表現することで見えてくるもの
心の闇は、アート作品の重要なテーマともなり得ます。
和文化におけるアートと心の闇
・文学作品: 夏目漱石や太宰治、芥川龍之介といった文豪たちの作品には、人間の内面の葛藤や苦悩、孤独といった「心の闇」が深く描かれています。
・古典芸能: 能や歌舞伎などの中にも、人間の情念や業といったものが表現され、観る者に深い共感を呼び起こします。
フィンランド文化におけるアートと心の闇
・ムーミン: 世界中で愛されるムーミンの物語には、実は奥深い哲学や、登場人物たちの抱える孤独や不安といった「陰影」も描かれています。大人になってから読むと、新たな発見があるかもしれません。
・タンゴ: アルゼンチンタンゴとは異なる、哀愁漂うフィンランドタンゴは、魂の叫びや失恋、望郷の念といった感情を表現する音楽として親しまれています。一説には、タンゴの発祥はフィンランドではないかという説もあるほどです。
・ヘヴィメタル: フィンランドはヘヴィメタル大国としても知られています。激しい音楽を通して、心の奥底にある感情を解放する手段となっているのかもしれません。
心の闇を解消する方法:光を見出すヒント
では、実際に心の闇を感じた時、どのように解消していけば良いのでしょうか。
和文化における解消法
・邪気払い: 節分や大晦日など、季節の節目に行われる行事には、邪気を払い、新たな気持ちでスタートするという意味合いが込められています。
・涙を流す: 古典文学などにも見られるように、悲しい時や辛い時に涙を流すことは、感情を解放する一つの方法として捉えられてきました。武士でさえも、時には涙を流したとされています。
・飲酒: 日本には古くから酒を楽しむ文化があり、「憂さを晴らす」といった言葉もあるように、適度な飲酒が気晴らしとなることもあります。ただし、飲みすぎには注意が必要です。
フィンランド文化における解消法
・太陽光を浴びる: 冬の日照時間が短いフィンランドでは、太陽光を浴びることが非常に重要視されています。光線療法(ライトセラピー)も治療法の一つとして取り入れられています。
・ヘヴィメタルを聴く・演奏する: 前述の通り、ヘヴィメタルは感情を爆発させる手段として機能していると考えられます。
焚き火やキャンドル: 暗い冬の長い夜、焚き火やキャンドルの温かい光は、心を落ち着かせ、闇を照らすぬくもりとなります。
・外気浴: サウナの後に外気にあたることは、心身をリフレッシュさせ、フラットな状態に戻す効果があります。特に、ありのままの自分で自然の中に身を置くことは、解放感につながります。
個人的におすすめの心の闇解消法
最後に、出演者それぞれが個人的におすすめする心の闇との向き合い方をご紹介します。
マリ先生のおすすめ:
・悲しみに浸って飽きるのを待つ: 無理に浮上しようとせず、感情に身を任せ、自然と心が落ち着くのを待つ。
・わざと号泣する: 泣ける映画などを観て思いっきり泣き、感情を解放する。
石原のおすすめ:
・外気浴: 温泉やサウナの後、ありのままの姿で外気に触れることで、心身ともにリフレッシュし、フラットな状態になる。
まとめ:心の闇と光のバランス
心の闇は、決して特別なものではなく、誰にでも訪れるものです。大切なのは、その闇とどう向き合い、自分なりの光を見つけていくかということ。和文化とフィンランド文化、それぞれの知恵を参考にしながら、自分に合った方法で心のバランスを整えていけると良いですね。
会員制コミュニティ「エラマの森」では、このような深い学びのコンテンツを、動画で、コラムで毎日配信しています。

「わたし」を豊かで幸せに生きるための学びを得たい方は、ぜひ「エラマの森」へ!
フィンランドの豊かな暮らしと日本の豊かな文化を学び、実践することで、「わたし」の心、頭、体を整える第二の故郷のような場を提供しています。
オンラインでの講座や瞑想、専門家によるコラム、そして飛騨高山でのリアルな体験など、あなたの「エラマ(フィンランド語で「人生・生活」)」を豊かにするヒントがきっと見つかります。
▼詳細・ご登録はこちらから
https://elama.be/elamamori/

2025年5月3日〜5月5日、新緑が美しい飛騨高山で、エラマの森の住民さん限定のオフ会を開催しました。
エラマの森は、フィンランドの豊かな暮らし方や日本の文化にヒントを得ながら、「わたし」の心と体を整え、日々の暮らしを豊かにするためのオンラインコミュニティ。オンラインでの学びや交流に加え、年に数回、こうして飛騨高山の自然の中で実際に集う機会を設けています。
今回のオフ会も、そんなエラマの森ならではの温かい時間に満ち溢れていました。
焚き火、サウナ、そして太陽の下の語らい
GWの飛騨高山は、幸いにも天候に恵まれ、参加者の皆さんと共に充実した3日間を過ごすことができました。
拠点となったのは、広々とした古民家「太陽の家」。ここでは、まるでフィンランドにいるかのような体験が待っていました。
夜には、満天の星空の下、焚き火を囲んで語り合ったり、フィンランドのカードゲームを楽しんだり。普段の忙しい日常ではなかなかできない、「余白」のある時間を共有しました。

何もしない贅沢、自然と一体になる喜び
翌日は、近くの広場へピクニックへ。
特別なアクティビティがあるわけではありません。ただ、ウォーキングコースを散策したり、川のせせらぎに耳を傾けたり、そして、芝生の上に直接寝転がって、ただ空を眺める。
そんな「何もしない贅沢」を味わいました。
参加者の中には、本当に気持ちよさそうにうたた寝をする方も。
都会の喧騒から離れ、自然の中に身を置くことで、心も体も解き放たれていくのを感じました。

エラマの森が目指すのは「コンヴィヴィアルなコミュニティ」
今回のオフ会を通じて改めて感じたのは、エラマの森が目指している「コンヴィヴィアルなコミュニティ」の姿です。
「コンヴィヴィアリティ」とは、思想家イヴァン・イリイチが提唱した言葉で、「自立した個人同士が、創造的に共に生きるあり方」を意味します。それは、誰かに依存するのではなく、それぞれが自分らしさを大切にしながら、お互いを尊重し、心地よく繋がっていく関係性です。
オフ会では、参加者一人ひとりが自分のペースで過ごしながらも、自然と会話が生まれ、笑い声が響き、時には深い話にまで発展する場面もありました。それぞれが違う興味や背景を持ちながらも、どこか根っこの部分で繋がっているような、温かい一体感がありました。
それは、用意されたプログラムをこなすのではなく、その場の空気や気分に合わせて、みんなで「今、何をしたいか」を考え、行動する。そんな自由で主体的な関わり合いの中にこそ、コンヴィヴィアルな豊かさが生まれるのだと思います。

また次の「豊かな時間」でお会いしましょう
今回のオフ会には、遠方から2匹のワンちゃんも参加してくれ、私たちに普段とは違う世界を見せてくれました。また、少し肌寒かった山の気候のおかげで、思いがけず満開の桜に出会うという嬉しいサプライズも。
エラマの森では、オンラインでの学びや交流はもちろん、こうしたリアルな場での体験を通じて、皆さんと一緒に「豊かな生き方」を探求していきたいと考えています。
次回の飛騨高山オフ会は、来年2026年のGWを予定しています。
「わたし」を見つめ、心と体を整える時間を、ぜひ一緒に過ごしませんか?
エラマの森に興味を持たれた方は、ぜひコミュニティの詳細もご覧ください。
あなたとの出会いを、心よりお待ちしています。

住民(会員)募集中!
会員制コミュニティ「エラマの森」の詳細はこちら

この度、新しいオンラインコース「フィンランドのウェルビーイングと働き方を学ぶコース」を2025年6月11日(水)より全4回で開催する運びとなりましたので、お知らせいたします。
「今の働き方、なんだかモヤモヤする…」
「もっと自分らしく、心豊かに、そして生産的に働きたい」
そんな風に感じている方へ。
世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするフィンランドには、私たちが日々の仕事や暮らしの中で「自分らしい幸せ」を見つけるためのヒントが数多くあります。
本コースでは、フィンランドのライフスタイル専門家でありノンフィクション作家のモニカ・ルーッコネンさんをメイン講師に迎え、フィンランドと日本の文化や働き方を比較しながら、私たちが明日から試せる具体的なアイデアや考え方を探求します。
このコースで学べること・得られること
・フィンランドの基礎と働き方の振り返り:
フィンランド文化に触れつつ、自身の働き方やストレス原因を客観的に見つめ直します。「身体的ウェルビーイング」の重要性や自分を大切にする考え方を学びます。
・仕事と暮らしのバランスと「マイタイム」:
「精神的ウェルビーイング」に焦点を当て、仕事とプライベートのバランス、自分だけの時間「マイタイム」の重要性について考えます。
・職場での感情とマインドフルネス:
仕事で感じるネガティブな感情との向き合い方や、日常で実践できるマインドフルネスの基本的な考え方と方法を学び、体験します。
・フィンランド人の1日から考える、あなたの1日:
フィンランドで働く人の1日の過ごし方を参考に、自分にとっての「いい1日」とは何か、ウェルビーイングを高める習慣を考えます。
・実践的なワークと対話:
単なる知識のインプットだけでなく、個人ワークや参加者同士の対話を通じて、「自分ごと」として深く学び、行動へのヒントを得られます。
講師紹介
メイン講師:モニカ・ルーッコネン 氏
フィンランドのライフスタイル専門家、ノンフィクション作家。日本でフィンランドのライフスタイルに関する著書を3冊出版。経済学修士号を持ち、現在はオウル大学でアカウントマネージャーとして勤務しつつ博士号取得を目指す。国際マーケティング分野でのキャリアも豊富。
※講義は英語で行われますが、リアルタイム日本語字幕と、下記 平田氏による日本語での解説・補足がありますので、英語に自信がない方も安心してご参加いただけます。
講師・解説:平田 萌 氏
フィンランド的働きかた実践家、国家資格キャリアコンサルタント。フリーランス人事として活躍し、多様な働き方を実践。エラマプロジェクトのWebメディア「よむエラマ」ライターとしても活躍中。
こんな方におすすめです
・現在の働き方に疑問や疲れを感じている方
・フィンランドの幸福度の秘訣、働き方、暮らし方に興味がある方
・組織や個人の生産性を高める新しい視点や方法を探している方
・積極的に参加し、自分自身と向き合い、変化への一歩を踏み出したい方
開催概要
日時: (全4回)
第1回: 2025年6月11日(水) 20:00 ~ 22:00
第2回: 2025年6月18日(水) 20:00 ~ 22:00
第3回: 2025年6月25日(水) 20:00 ~ 22:00
第4回: 2025年7月02日(水) 20:00 ~ 22:00
場所: オンライン (Zoomミーティングを使用します)
※カメラ・マイクONでのご参加を推奨しますが、強制ではありません。
※どうしてもご参加できない日がある場合は、アーカイブ視聴が可能です。
お申し込み方法
下記のコース詳細ページよりお申し込みください。
コース詳細・お申し込みはこちら
フィンランドの働き方やウェルビーイングの考え方に触れ、あなた自身の「心地よい働き方・生き方」を見つける旅に、一緒に出かけませんか?
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

去る4月26日(土)と27日(日)、福岡の地でイベントを開催いたしました。会場となった福岡市赤坂には、両日ともにたくさんの方にお集まりいただき、盛況のうちに幕を閉じることができました。
土曜日は「北欧の働き方&ウェルビーイング入門講座」、日曜日は「フィンランドの教育入門講座」と題し、フィンランド生涯教育研究家である石原侑美が講師を務めさせていただきました。
ご参加くださった皆さま、そして関心を寄せてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
学びと交流が溶け合う、五感で味わうフィンランド体験

今回のイベントで私たちが大切にしたのは、知識を得る「学び」の時間だけでなく、五感を通してフィンランドの文化や空気を感じ、そして参加者同士がリラックスして交流できる「体験」の場を創出することでした。
そのために、会場ではフィンランドにまつわる様々な工夫を凝らしました。
1日目の講座後には、北欧ブランドのコーヒーやフィンランドでお馴染みのシナモンロールなどをご用意。2日目の教育講座では、ランチを共にしながら対話の時間を設けました。
会場にはコーヒーやシナモンロールの香りがふわりと漂い、壁にはフィンランドの写真、テーブルには関連書籍を展示した「出張エラマ図書館」もささやかながら設置。また、石原がセレクトした北欧雑貨や和のアイテムが並ぶ「エラマショップ」も、多くの方に興味深くご覧いただけたようです。
こうした空間設えも手伝ってか、講座終了後の交流タイムでは、参加者の皆さま同士の会話が自然と弾んでいました。講座内容の感想はもちろん、ご自身の経験や価値観、日々の暮らしについてなど、初対面とは思えないほどオープンで温かい対話があちこちで生まれていた光景は、私たちスタッフにとっても非常に嬉しいものでした。
熱意あふれる参加者と、心に響くたくさんの声
当日は、予定していた定員を超える、合計10名以上の方々にご参加いただきました。地元福岡にお住まいの方はもちろんですが、中には長崎から車で2時間かけて、さらには鳥取県からこのイベントのために駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。皆さまの北欧や学びに対する熱意、そして行動力には、本当に頭が下がる思いです。
イベント後、参加者の皆さまからは、心温まる嬉しいご感想を多数お寄せいただきました。その一部をご紹介させていただきます。
皆さまからいただく一つひとつの言葉が、私たちの活動の原動力であり、大きな励みとなります。本当にありがとうございます。
Elämäプロジェクトでは、フィンランドをはじめとする北欧の文化や価値観をヒントに、「豊かさとは何か」「自分らしい幸せな生き方とは何か」を皆さんと一緒に考え、対話し、探求していくことを目指しています。
今回の福岡でのイベントが、ご参加くださった皆さまにとって、日々の暮らしや働き方、ご自身の価値観を見つめ直す、何かしらのきっかけやヒントとなっていれば幸いです。
改めて、ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
「ぜひまた福岡で開催したい!」という想いをスタッフ一同強くしております。その際は、WebサイトやSNS等でご案内させていただきますので、ぜひチェックしていただけますと嬉しいです。
今後ともElämäプロジェクトを、どうぞよろしくお願いいたします。
先週末、4月12日(土)・13日(日)の二日間にわたり、島根県出雲市にて開催いたしました「北欧フィンランド旅と学びのマルシェ」。おかげさまで、たくさんの方々にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。ご参加くださった皆様、そして素晴らしい会場をご提供くださったコワーキングハウス・マヤッカの平田萌さん、誠にありがとうございました!
今回のマルシェは、エラマプロジェクトとして初めての島根開催。フィンランドをテーマにしたコワーキングハウス「マヤッカ」さんとの共同開催という、私たちにとっても特別な機会となりました。
「和」と「フィンランド」が心地よく調和する空間

会場となったマヤッカさんは、JR出雲市駅から徒歩5分という好立地にありながら、一歩足を踏み入れると、まるでフィンランドの家庭に招かれたような温かい空気に包まれます。
木のぬくもりと北欧デザイン、そして日本の古民家が持つ落ち着きが見事に調和した「和フィン折衷」の空間。風通しも良く、窓から差し込む光も心地よくて、思わず長居してしまう…そんな居心地の良さが印象的でした。ここは単なるコワーキングスペースではなく、訪れる人の心に寄り添う「居場所」なのだと感じました。皆さんにも、ぜひ一度訪れていただきたい、心からおすすめできる場所です。
学びと対話、そして出会い。熱気に包まれた講座
二日間を通して開催した3つの公開講座。
・北欧の子育て教育入門講座(講師:石原侑美)
・フィンランド旅行体験談(講師:平田萌)
・フィンランド働き方入門講座(講師:平田萌)
これらの講座には、のべ30名を超える方々にご参加いただきました。嬉しいことに、今回初めてエラマプロジェクトのイベントにご参加くださった方がほとんど!出雲市内や島根県内からはもちろん、遠くは広島から片道3時間かけて、また山口から泊まりがけで駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。中国地方の皆さんの、北欧への関心の高さを改めて感じることができました。
教育講座では、
「この地域では北欧のことを学びたくても学ぶ機会がなかったので、本当に嬉しいです」
「昨晩徹夜だったので、今日の講座は途中で寝てしまうかと心配でしたが、石原さんのお話が面白すぎて、寝る隙なんて全くありませんでした!」
といった、熱のこもったご感想をいただきました。
また、デンマークのフォルケホイスコーレに留学経験のある参加者の方からは、
「北欧での滞在で感じていたけれど、言葉にできなかった感情が、石原さんの講座を聞いて全て言語化されたような感覚になりました」
という、私たちにとっても非常に示唆深い、嬉しいお言葉をいただくことができました。
平田萌さんによる旅行講座には、15名を超える女性が集まり、会場は「いつかフィンランドへ!」というワクワクした空気でいっぱいに。働き方講座では、参加者の皆さんが抱える悩みや想いを率直に語り合い、予定時間を超えても対話が止まらない様子でした。
フィンランドの風を日常に

講座以外にも、フィンランドの研究家・石原侑美が現地で買い付けた雑貨や、飛騨高山から出張した「エラマ bouzuコーヒー」の北欧コーヒー、フィンランドの写真展、無料の旅行相談会など、様々な角度からフィンランドを感じていただけるコンテンツをご用意しました。
今回のマルシェが、フィンランドの文化や考え方に触れ、ご自身の働き方や生き方、日々の暮らしを見つめ直すきっかけとなっていれば、これ以上嬉しいことはありません。
ご参加いただいた皆様、そして素晴らしい機会をくださったマヤッカの平田萌さん、重ねて心より感謝申し上げます。 Kiitos paljon!
エラマの学校、次はあなたの街へ?
さて、エラマプロジェクトがお届けする「北欧体験」は、まだまだ続きます!
★4月20日(日) 兵庫・神戸
【北欧ウェルビーイング入門講座&ミニマルシェ】
築60年の酒屋をリノベーションした素敵な空間「heso.」で、北欧の暮らしやウェルビーイングについて学び、雑貨やコーヒー、手仕事に触れる一日。
★4月26日(土)・27日(日) 福岡・赤坂
【北欧の働き方&ウェルビーイング入門講座】(26日)
【フィンランドの教育入門講座(ランチ付き)】(27日)
働き方、教育、ウェルビーイング…北欧の知恵を二日間にわたってたっぷりお届けします。
各イベントの詳細は、「エラマの学校」のページでご確認いただけます。
ぜひチェックして、お近くの会場へ遊びにいらしてくださいね!
あなたの街で、お会いできる日を楽しみにしています。
2025年に開催予定のフィンランド現地プログラムに関する説明会の日程が決定いたしました!
Elämäがお届けするフィンランドツアーは、ただ旅するだけでなく、参加者自身との対話が生まれるような、深い学びの体験を提供します。専門家と一緒に巡ることで、フィンランドの文化や教育、暮らしについてより深く理解し、人生を豊かにするヒントを見つけることができるでしょう。
【2025年開催予定のプログラム】
◆フィンランドの精神性を知るプログラム 〜教育と森と人と〜

フィンランドの教育現場視察や、森林浴体験を通して、フィンランドの精神性に触れるプログラムです。
開催時期:2025年8月
場所:フィンランド・ヘルシンキ、プンカハリュ
◆フィンランドで「ホームインテリアと豊かな暮らしを描く」プログラム

アルヴァ・アアルト自邸訪問や、テキスタイルデザイナーによるワークショップを通して、フィンランドの豊かな暮らしを描くプログラムです。
開催時期:2025年9月
場所:フィンランド・ヘルシンキ、サヴォンリンナ
【説明会について】
上記2つのプログラムへのご参加には、説明会(zoom)へのご参加(無料)が必須となります。各プログラムの詳細な内容や日程、参加条件などについてご説明いたします。
<参加無料のオンライン説明会スケジュール>
◆4月10日(木)19:00〜19:40
フィンランドで「ホームインテリアと豊かな暮らしを描く」プログラム(2025年9月開催)
◆4月10日(木)20:00〜20:40
フィンランドの精神性を知るプログラム 〜教育と森と人と〜(2025年8月開催)
※上記日程でリアルタイム参加が難しい場合でも、アーカイブ視聴が可能です。
【お申し込み方法】
説明会への参加、またはアーカイブ動画の視聴をご希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。
説明会お申し込みフォーム: https://elama.be/workshop/finlandtour/
皆様のエラマとの出会いが、より豊かな人生のきっかけとなることを願っております。

2025年3月22日(土)、春の訪れを感じる穏やかな日差しの中、富山県南砺市の桜ヶ池クアガーデンにて、「北欧ウェルビーイング講座 in 富山・南砺」を開催いたしました。
本イベントは、フィンランド生涯教育研究家・石原侑美による講座と、南砺市の豊かな自然と食を体験できるプログラムを通じて、参加者の皆様に北欧流のウェルビーイングを体感していただくことを目指したものです。
当日は、富山県内(南砺市、富山市など)をはじめ、近隣の岐阜県高山市、さらには東京都からも、20代から80代まで幅広い年齢層の24名の方々にご参加いただきました。
なぜフィンランドは幸せなのか?教育と働き方から見えてくるウェルビーイングの本質
午前中は、エラマプロジェクト代表・石原侑美による「フィンランド式ウェルビーイング講座」を開催。
「なぜフィンランドは世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするのか?」「34歳という若さでマリン首相が誕生した背景には何があるのか?」「仕事の生産性を高めるために、なぜウェルビーイングが重要なのか?」
石原は、自身のフィンランドでの研究と経験に基づき、これらの疑問を一つひとつ丁寧に解説。教育現場や働き方における具体的な事例を紹介しながら、フィンランド流ウェルビーイングの神髄を参加者の皆様に伝えました。
参加者からは、
「フィンランドの教育や働き方に対する考え方に感銘を受けました。自分自身の働き方を見直す、良いきっかけになりました」(30代・女性・会社員)
「『ウェルビーイング』という言葉は知っていましたが、今回の講座と体験を通じて、頭でも体でも理解することができました」(40代・男性・公務員)
「大学卒業後は地元に戻りたいと考えていましたが、今回のイベントで富山でやりたいことが見えてきました!」(20代・女性・大学生)
といった感想が寄せられ、熱心にメモを取ったり、積極的に質問したりする姿が印象的でした。
講座の後半では、参加者同士のグループワークを実施。フィンランドのウェルビーイングの考え方を、自分自身の生活にどのように取り入れることができるか、活発な意見交換が行われました。
五感を刺激する!南砺の豊かな自然と食を堪能
ランチタイムには、会場となった桜ヶ池クアガーデンのシェフが腕を振るう、地元食材をふんだんに使用した特別メニューをご用意。南砺市特産の干柿を使った料理も登場し、参加者の皆様に大変好評をいただきました。
「地元食材を使ったランチが本当に美味しくて、南砺市の魅力を再発見できました。参加者の方々とも色々お話できて、とても良い刺激になりました」(40代・女性・主婦)

午後からは、希望者を対象に、桜ヶ池湖畔の散策へ。
穏やかな湖面を眺め、鳥のさえずりに耳を澄ませ、春の息吹を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
「自然の中で過ごす時間の大切さを改めて感じました。心がすーっと軽くなり、リフレッシュできました。これからは、日々の生活でも、ウェルビーイングを意識して過ごしたいです」(50代・男性・自営業)

地域との温かいつながり
今回のイベントでは、地元のプロの三味線奏者をお招きし、南砺市に伝わる民謡の演奏を披露していただきました。心に響く三味線の音色に、参加者の皆様は聴き入っていました。
イベントを通じて得られた成果
今回のイベントを通じて、以下の成果が得られたと考えています。
1、新たな地域ファン層の獲得:
富山県外からの参加者も多く、南砺市の自然、食、文化に触れることで、新たな地域ファンが生まれるきっかけとなりました。
2、地域内におけるウェルビーイング意識の向上:
県内在住の参加者が、フィンランドのウェルビーイング思想を学ぶとともに、地元の魅力を再認識することで、地域への愛着を深めました。
3、参加者同士の交流促進とコミュニティ形成:
ワークショップやランチ、散策といったプログラムを通じて、参加者同士の活発な交流が生まれ、新たなつながりが生まれました。
4、地域資源の再評価と活用促進:
地元食材を活用したランチや、桜ヶ池という地域資源を活かしたプログラムは、南砺市の魅力を効果的に発信する機会となりました。
5、ウェルビーイングへの関心層の拡大:
本イベントの開催情報を様々な媒体を通じて発信したことで、これまでウェルビーイングに関心のなかった層への認知を広げることができました。
最後に
ご参加いただいた皆様、桜ヶ池クアガーデンの皆様、そして、このイベントを支えてくださった全ての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
エラマプロジェクトは、今後も「ウェルビーイング」をテーマに、様々なイベントやプログラムを企画・開催してまいります。
今回のイベントが、参加者の皆様にとって、そして南砺市、富山県にとって、より豊かで幸せな未来への一歩となることを願っています。

今後のイベント情報
エラマの学校は、全国各地で「北欧ウェルビーイング」をテーマにした講座やワークショップを開催しています。
直近では、3月29日(土)13:00より、兵庫県丹波市にて「北欧・バルト三国入門講座」を開催いたします。
詳細・お申し込みは、エラマの学校Webページをご覧ください。

昨日のニュースで、今年もまた、フィンランドが「世界幸福度ランキング」で首位を獲得しました。8年連続という、もはや揺るぎない地位を確立したと言えるでしょう。しかし、この輝かしい結果の裏側には、どのような現実があるのでしょうか?
私たちは、このニュースを単純に祝福するだけではなく、少し立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。
「暮らしやすさ」=「幸福」?
確かに、フィンランドは社会システムが整っており、人々は穏やかで、比較的安全な国です。しかし、これらの要素は、果たして「幸福」という感情に直結するのでしょうか?
長年フィンランドの現地調査を行っている、エラマプロジェクトの石原侑美は、ある疑問を投げかけています。
「『世界一幸せな国』というイメージが、かえってフィンランドの人々を苦しめているのではないか?」
過度な期待、そして、それにそぐわない些細な出来事が、「本当に幸せなの?」という疑念を生み出してしまう…。
真の豊かさを求めて
エラマプロジェクトでは、「幸福」とは何か、そして、真に豊かな生き方とは何かを、多角的な視点から探求し続けています。
今回のランキング結果についても、表面的な情報だけでなく、フィンランドの社会が抱える課題や、人々のリアルな声に耳を傾け、深く掘り下げていく予定です。
今後のエラマプロジェクトの活動にご期待ください。

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