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Elämäプロジェクト

【開催報告】フィンランド・オウル視察ツアーレポート

この秋、私たちは「北欧のシリコンバレー」と呼ばれるフィンランド・オウル市で、6泊7日の視察ツアーを実施しました。テーマは「働き方とウェルビーイング」。現地の様子をレポートします。

ツアー概要

日程:2024年10月13日(日)〜10月19日(土)

場所:フィンランド・オウル

参加者:大学生、企業人事、教育関係者など8名

1. 職業専門学校 OSAO での発見

OSAOは、フィンランドの教育システムを象徴する場所でした。生徒の立ち入りが禁止されたスタッフルームは、先生たちが肩書きを外し、リラックスできる空間。コーヒーブレイクは法律で定められており、効率的な働き方を実現するための重要な要素となっています。また、進路変更が当たり前のフィンランド社会らしい「学び直し」の制度も印象的でした。教員の目標は就職率ではなく、生徒の「being(在り方)」を育むこと。生徒一人ひとりの個性を尊重する姿勢を学びました。

2. フィンランドの幸福度の秘密

世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするフィンランド。その秘密は、小さな幸せを大切にできる感性と、自分自身と向き合う時間をしっかりと確保している点にあると感じました。長い冬の中で培われた、自然との共生、そして「足るを知る」という価値観は、私たちにとっても大きなヒントとなるでしょう。

3. 自然の中での学び:森林ワークショップ

国土の65%が森林というフィンランド。自然は、人々にとって心身をリフレッシュさせるための大切な資源です。森林ワークショップでは、DRAMMAモデルに基づいたプログラムを体験。五感を研ぎ澄まし、心と体の声に耳を傾ける時間を持つことができました。

4. 自分を大切にする時間:「マイタイム」のススメ

モニカ・ルッコーネンさんのワークショップでは、「マイタイム」という概念を学びました。仕事や家庭の責任から離れ、自分のための時間を持つことは、決してわがままではなく、むしろ周囲にも良い影響を与えるという考え方。忙しい毎日の中で、自分自身をケアすることの大切さを改めて実感しました。

参加者の声

「フィンランドの教育システムは、個性を尊重し、学び続けることを支援する素晴らしい仕組みだと感じました。」(教育関係者)

「自然の中で過ごすことで、心身がリフレッシュし、新しい発想が生まれることを体験できました。」(企業人事担当)

「マイタイムの考え方は、日々の生活に取り入れやすく、自分自身を大切にするためのヒントになりました。」(大学生)

今回の視察ツアーでは、フィンランドの働き方、ウェルビーイング、そして教育の最前線を体験することができました。自然との共生、個人の尊重、そして学び続ける姿勢。これらの要素が、フィンランド社会の幸福度を高めているのだと感じました。私たちは、この学びをエラマの学校の活動にも活かしていきたいと思います。

ツアー報告会、開催します!

本ツアー、並びに9月に実施したフィンランドのサステイナブルプログラムに関する報告会をリアル開催します!

◆【東京・新宿御苑】11月10日(日)10:30〜

◆同日開催!13:30〜北欧フィンランドの教育&ライフスタイル講座

◆【名古屋】11月30日(土)13:30〜

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