今回の先人「幕末のジャンヌダルク・新島八重」
新島八重は、幕末以降の激動の世を力強く駆け抜け、凄まじい熱量で人生を切り開いていった女性です。
彼女ほど波乱万丈な人生を送った女性もそういないでしょう。
会津生まれの八重は、幕末の会津戦争で故郷、鶴ヶ城の籠城戦を経験。断髪男装の姿で最新式のスペンサー銃を手に戦い、死線をくぐり抜けました。
明治の世となってからは、同志社の設立者である新島襄と結婚し、夫の襄とともに同志社の教育に奔走し、洋装洋髪のハンサムウーマンとして活躍。
襄の死後は日清日露戦争の看護婦として従事し、日本のナイチンゲールとなりました。
人生の転機ごとに華麗な転身を遂げた八重。
しかし、当時の女性が自立して自分らしく生きていくことは、現代の我々には想像できないほど険しい道のりでした。
八重はそんな厳しい世の中で、どうして輝き続けることができたのでしょう?
講座では、八重の信念や生き方に迫っていきます。