こんにちは。majaka(マヤッカ)です。majakaはフィンランド語で灯台を意味します。
灯台のように、人がほっとしたり、一緒に何か目指していくこと、それが自分自身、そしてまわりの人たちにとって幸せになっていくこといいなと思いmajakaという名前をつけました。
そんなわたしは、2〜3年前から、人にとっての幸せってどういうことなんだろうと考えています。そのなかで「ウェルビーイング」という幸せに生きていく定義について知り、色々考えたり、少しづつ行動しています。
きょうは、ウェルビーイングな状態ってどういうことなんだろう?どうしたらより豊かで幸せな毎日を過ごせるのかな?ということについてみなさんと一緒に考えていけたらと思います。
ウェルビーイングとはどのような状態?
あなたにとってウェルビーイングという言葉は馴染み深いですか?
ウェルビーイングとは「心身共に健やかな状態」とされれていて、最近わたしが学んだところでは「自分で、心身共に健やかな状態をわかっていて、そこに向かって歩んでいる状態」ということ。
毎日の生活のなかで、ウェルビーイング、自分なりの幸せな状態でいるのはなかなか難しいなと感じていました。
でも、自分にとって心身共に健やかな状態に向かって頑張っていたら良いんだ、と理解できてからは、ワクワクすること、わたしだったら、良い香り包まれていることや好きな色のアイテムを持ち歩いていること、仕事に追われず、優先順位を考えて仕事すること、一緒に働く仲間も笑顔で働けていること。プライベートでは家族友人も笑顔でいること。あとは健康!これは本当に大事ですね(わたしは長年腰痛に悩んでいますが…)。
このように、自分にとってウェルビーイング がわかってきていたものの、今この瞬間、まだ腰痛に悩んでいたり、小さな出来事に落ち込むこともありでいることって難しい?と思うこともあります。でも、少しずつでも、確かに前向きに歩んでいることがウェルビーイングなんだと思えたり、最近は心身、特に心が今までより穏やかになっているなと感じています。
あなたにとって、心がうきうきしたり、穏やかになったり、健康でいられるために意識していることはなんですか?
わたしはウェルビーイングじゃないのにあの人はなぜウェルビーイングなの?
わたしのウェルビーイングについてお話しましたが、あなたにとってウェルビーイングとはどのような状態ですか?
わたしはウェルビーイングの状態とは、自分だけでなく関わる人たちも同じくウェルビーイング でいられることだと思っています。
家族や友人、同僚が、何かに悩んでいたり、落ち込んでいると自分も心が辛くなって、どうにかしてあげたいと思います。
自分なりに考えて、その人のために言葉をかけたり、行動することで、一緒にウェルビーイング が高まっていくと嬉しいと思うのですが、実際にはあまりうまくいっていないように感じることが多いです。
わたし自身が感じたことですが、わたしが悩んでいることを誰かに相談しても余計にモヤモヤしてしまうことがあります。
でも、相談した相手はとても満足そうで、何度かやり取りをしていても同じような様子なのでその人に「○○さんは悩みとかありますか?」と聞いてみました。
すると「悩むことはあるけど、すぐに行動に移すから、ずっと悩んでいる人には、悩んでないですぐ行動すればいいじゃんって思う」とのこと。
「じゃあ、○○さんは今とってもウェルビーイング ですね!」
と言ったら「そうだね!」とニコニコされていました。
その時は「いいなぁ〜。うらやましい!」と思ったのですが、家に帰ってふと振り返ってみると、本人は良い状態かもしれないけど、相談した相手(わたし)はモヤモヤが晴れずにいる…。それってその人にとって、ウェルビーイングなのかな?と考えてしまいました。
こんなに、ウェルビーイングのことを考えているわたしより、いとも簡単に(少なくともわたしにはそう見えていました)を体現しているなんて不公平だ!!なんて理不尽なことを思ったりもしました。
その一方で、わたしも一緒に過ごす人たちと会話したり、一緒に働く仲間と話したあと、同じような気持ちにさせてしまっているのでは?という問いも生まれ、に向かって歩めているのかよくわからなくなってしまうことがよくあるのです。
ウェルビーイング について考えれば考えるほど、自分やまわりの人にとってのウェルビーイングがどんなことなのかわからなくなることもありました。
ウェルビーイングはひとりひとり違うもの
自分にとっての豊かさや幸せを考えはじめて数年。
ウェルビーイングという言葉に出会い、日々の暮らしのなかで、わたしが豊かに感じることをみつめてみたり、改めて自分の大切にしていることや今までの人生などを振り返る機会もあり、紆余曲折しながらも自分にとってのウェルビーイングな状態がわかってきました。
そして、どうしてあの人は幸せそうなんだろう?わたしは落ち込んでいるのに…という想いに対しては、「一人ひとりウェルビーイング の状態は違う」ということに気づくことができました。
もちろん、いつでもみんなが心身共に健やかな状態でいられたら最高です。
でも、その時の感情やコンディションは一人ひとり違います。
家をでる前に家族とささいなけんかをしたとか、着ていきたかった洋服がしわくちゃだったとか。
今日はいつもより腰が痛い、頭が重いなぁ、とか。
そして、大事にしていることも違う、生きてきた環境も人それぞれですよね。
私はそんな当たり前のことに気づけず、どうして?と、人と比べたり自分の勝手な感情によって、自分で自分をウェルビーイングから遠ざけていました。
でも、友人や家族、仕事の仲間と話したり、自分の価値観を見直したりしたなかで、気づけたのかなと思います。
今は、自分の大切にしていることをよく理解して、毎日生きていくこと。
そして、その毎日を一緒に過ごす人たちにも少しでも自分のウェルビーイング を感じて過ごしてもらえるように、一人ひとりの想いが違うことを忘れずに、まず思いやりと感謝を伝えていこうと思っています。
そして、これからも悩みながら、今の幸せと、より豊かな人生過ごせるよう少しずつ努力していくことがわたしにとってのウェルビーイング です。
毎日ハッピーでいられたらもちろん最高ですが、いろいろ悩んだり、考えたりしながら、自分にとってのウェルビーイング を探求できたら結果、1日1日が健やかでいられるはずです!
あなたにとってのウェルビーイングを発見して、今までより人生を豊かに感じていただけたら嬉しいです。
Text by majjaka(マヤッカ)(ウェルビーイング探求人)
こんにちは!いけかよです。
エラマプロジェクトでは、かねてより和文化とフィンランド文化の共通点をお伝えしています。
代表の石原侑美さんからのリアルなフィンランド情報と、和文化講師の橘茉里さんからの日本の知られざる魅力を融合させたコンテンツもたくさん。
「和でよみとくえらま」や「「わたし」らしく伝える和文化ガイド養成コース」などなど、さまざまな情報を発信しています。
これらを、わたしたちは「和フィン折衷」と表現したりしてるんです。
でも、これってフィンランドや日本のスペシャリストだからわかるっていうものではないんです。日本にいてもそこここに、そしてフィンランドにいてもあちらこちらに、それぞれの国の雰囲気を感じるものというのは、あるんです。
というわけで、今回はよむエラマライターズが見つけた「和フィン折衷なもの」をご紹介したいと思います!
いけかよの見つけた和フィン折衷:漫画の「背景」
いけかよは、2019年と2023年にエラマプロジェクトのフィンランドツアーに参加しました。
初めて訪れた2019年はもちろんすべてが新鮮だったのですが、なかでもとても印象的だったのは、フィンランドにはフィンランド語の「ドラゴンボール」があったということ…!
見つけたのはフィンランド中央図書館「Oodi」にて。
いけかよは、「尊敬する人は孫悟空」と常々思っているほどのドラゴンボール好き。この作品が世界中で愛されていることは当然知っていたものの、フィンランド語にまで翻訳されていたのは驚きでした…!
このように、日本のパワーコンテンツ「漫画」ですが、同じようにいけかよが大好きなのがフィンランドの「ムーミン」。
こちらも、世界中で愛されていますよね。
この、原作者であり、画家のトーベ・ヤンソンの描く世界に、いけかよは和フィン折衷を感じました。
それは「背景」なんです。
ムーミン公式サイトより(https://www.moomin.co.jp/news/blogs/63777)
トーベ・ヤンソンの描く世界は、キャラクターたちの可愛らしさとは対象的に、とても緻密で幻想的で、少し怖いと感じることも。それは、細部までしっかり描き込まれたこの景色の絵=背景に絶対的な迫力があるから。
それは、日本の漫画にも相通ずるものがあるのです。
いまでこそデジタルで、写真を加工して背景も楽に作画できるようになったものの、背景専門の作画家さんもいるほど、日本の漫画の背景の描き込みってすさまじい!
ヤンソンもそうですが「これって本当に人間が手で描いてるの…?!」と思うようなものが、すっごく多いんです!
先に登場した鳥山明はじゃっかん白いほうだと思いますが、「AKIRA」の大友克洋、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるなどは、CGなどまだメジャーでなかった時代からその描き込まれまくったまっくろな原稿は、緻密な背景の最高峰じゃないでしょうか…!
「AKIRA」第1巻、アメリカ版総天然色バージョンから。背景もすごいけどマシンの描き込みもすごい…!
この画力こそが、フィンランドと日本それぞれが持つ、繊細かつ力強い感性が反映されたものの象徴だと思うのです。
マヤッカの見つけた和フィン折衷:「陶磁」と「おふくろの味」
こんにちは!majjaka(マヤッカ)です。
わたしが感じる「和フィン折衷」は「陶磁」です。
昔からフィンランドの食器には憧れを持っていて、いつか欲しいと思っていました。
約10年前に初めてフィンランドを訪れた際に、アラビア社で色々な種類の中から
「Teema」のパステルグリーンのマグとボウル、そしてムーミンのマグを買い、今でもこれらを使う度にフィンランドに思い馳せています(ムーミンのマグは数年前に落として割ってしまい、とても悲しかったです)。
アラビア社では歴史をたどる展示会もあって、興味深かったです。
でも、当時のわたしはただかわいくて素敵!としか思っていなかったので、展示されていた器などを眺めるだけでした。今ならもっとじっくり歴史を感じられたのに悔しいです…。
今まで日本人として生きてきましたが、日本の伝統についてあまり興味を持つことがありませんでした。
しかし、昨年フィンランドを再び訪れ、前回よりも深くフィンランドについて知ることができました。
フィンランドの人々の優しさ、あたたかさ、真面目さ、少しシャイなところを感じたときに、「あら?日本人と少し似ている?」と思うと同時に、セカンドハンドショップ(中古品のお店)で私が以前から興味のあったアラビアのお皿を購入したことを思い出したときに、日本にも伝統的な陶磁があったなぁ、日本も素晴らしい!と誇らしい気持ちになりました。
それは有田焼!
フィンランドの「ittala Arabia」1873年アラビア村
日本の「有田焼」1616年有田町
どちらもその土地で誕生しています。
どちらもその陶磁を大切に引き継ぎながらも、作家の方たちが新しい想いを吹き込んで進化させているそうです。
フィンランドやヨーロッパのアンティークに魅せられているわたしですが、日本の伝統的な骨董にも目を向けていきたいと思います。
もう一つわたしが感じた「和フィン折衷」は「おふくろの味」です!
昨年旅したフィンランドではサイマー湖のほとりにあるコテージに滞在しました。
そこのママが作ってくれるご飯がどれも美味しくて、1日動き回った後の夜ご飯にとてもほっこりさせていただきました。デザートも美味しくてついつい食べすぎてしまうくらい!
同じように、実家のご飯は美味しくて、日頃の疲れを癒してくれますよね。
この「おふくろの味」も、わたしにとってお母さんを思い出させてくれる「和フィン折衷」です。
Kangasの感じる和フィン折衷:「シャイで物静か」そして「人との距離感」
こんにちは!Kangasこと、ライフコーチの和田直子です。
いけかよさんやマヤッカさんと同じく、私も昨年のエラマプロジェクトのフィンランドツアーに参加した一人です。
それまでに受講していたエラマの講座で、「実はフィンランド人と日本人の気質が似ている」ということを聞いていました。
例えば、真面目で勤勉、シャイで物静か、謙虚、礼儀正しい、時間を守るなど…。
そんな知識を得ても、「シャイで物静かに関しては、日本人ほどではないでしょ~!」と何となく思っていましたが、「いや!フィンランド人もシャイで物静かだった!」と感じたエピソードをご紹介します。
写真はE君と出会ったタンペレの街。
フィンランドツアーから約7ヶ月後の今年の春。実はツアー中にタンペレの街で出会った高校生のE君が、彼のお母さんのMさんと旅行で来日し、名古屋のわが家にも遊びに来てくれることになりました。
名古屋駅の新幹線口まで迎えに行き、E君とはハグで再会を喜び合い、そのままのテンションで私は初対面のMさんに“Nice to meet you!”と満面の笑みでご挨拶。
だけど彼女は微笑みながら挨拶を返してくれるものの、どこか一歩引いている感じ。あ、そっか…。「シャイで物静か」なのかな。ハグの勢いを落ち着かせ片手を差し出してみると、Mさんも握手をしてくれました。普段私は初対面の人にハイテンションな挨拶をしないくせにと、自分の振る舞いに少し恥ずかしくなりました。
そのままお昼ご飯を食べに行った後、わが家へご招待。E君は私の息子と歳が近く、二人はすぐに意気投合。私はMさんとコーヒーを飲みながら過ごすことに。
英語がそんなに得意ではない者どうし、それなりに会話は続くのですが、どこかお互い話題を探り、様子を見合って、時間をかけて打ち解けていくという感じ。沈黙になると、一生懸命会話の糸口を探す。初対面では自然なことかもしれませんが、この感覚が日本人同士の様子にとても似ている気がして、会話を続けるのに必死だけれども、妙に親近感をMさんに抱きました。
夕食は夫が得意料理の広島風お好み焼きを振る舞い、その後名古屋駅の新幹線口まで見送りに。E君とハグでしっかり別れを惜しんだあと、お母さんのMさんを見ました。その日の朝の出迎え時を思い出し、挨拶の仕方に気をつけなくちゃと思いながら。すると、彼女の方から「ハグをしてもいい?」と聞いてくれたのです。「もちろん!」と言って母親同士もハグでお別れができたわけです。
彼らが改札を通り抜けて姿が見えなくなるまで見送りながら、私はその日のMさんとの時間に想いを馳せていました。シャイかどうかは分かりませんでしたが、物静かなMさん、そしてお互いに気を使いながら会話を探り心の距離を縮めていった私達。なんだか落ち着くなあ、似ているからかなあ。そんなことを感じながら。
もちろん、初対面から心がフルオープンのフィンランド人やハイテンションの日本人もいるでしょう。でもやっぱり、フィンランド人と日本人の気質は根っこの部分が似ているんだなあ、だから私はフィンランドの人に惹かれるのかなあと思った経験でした。
この初秋も、私はフィンランドツアーに参加します。今度はどんな出会いがあるのかな?もしかして、E君やMさんと再会できるかしら?そしたら次はどんな距離感になっているだろう。フィンランドの国や人を知るたびに日本人である自分自身にも目が向くことが、旅の醍醐味なのかもしれません。またそのご報告ができたらと思います!
あなたなりの「和フィン折衷」を表現してみませんか?
いかがでしたか?
日本とフィンランドの絶妙なつながりや共通点をみつけていただけたら、海の向こうはるか遠くの「幸福度ナンバーワン」の国も、なんだか身近に、そして日本を素敵に感じられたりしませんでしょうか?
こんなふうに、フィンランドに限らず自国と他国の違いや共通点を見つけていくのって、わくわくしますよね。
エラマプロジェクトでは、フィンランドの文化や価値観をベースにした情報発信をしていますが、フィンランドを礼賛したいわけではありません。同時に、日本スゴイ!とみなさんにアピールしたいわけではありません。
どんな国も文化もすばらしい。そのうえで、地球上のあらゆる人とのコミュニケーションを楽しくするツールとして、我が国日本の良さを理解し、それを自分の言葉で表現するための講座を展開しています。
「わたし」らしく伝える和文化ガイド養成講座コース
https://elama.be/workshop-event/waguidecourse202409/
日本の素晴らしさはもちろん、あなたご自身の表現に向き合ってみたい方にはおすすめです。
きっとそれが、世界中の人々とつながる鍵になるかもしれません。
Edit by いけかよ
初めまして!majakka(マヤッカ)です。
この度、エラマライターとしてデビューしました!
これからみなさんと一緒に「わたし」の豊かで幸せな生き方について考え、毎日がちょっと幸せになったら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
今日は初めましてなのでわたしについて、そしてわたしが今一番考えている「自分らしい豊かな生き方」をお話しさせてください。
「このままでいいのだろうか」がはじまりだった
わたしは現在、26才のときにアルバイトから始めたカフェチェーンで働いています。
アルバイトを5年経験したのち、社員登用制度で社員となり、現在は店長として働いています。
アルバイト時代を含めると23年目になります。
23年勤務しているわたしですが、このカフェで働くまではケーキ屋、本屋、歯科助手などのアルバイトやデータ入力の派遣など、定職につかず仕事をコロコロと変えていました。
わたしはコツコツとなにかを長く続けることが苦手、責任を持つことから逃げていると感じながら、自分に自信を持てない時期が長くありました。
そんなわたしが今、同じ会社に23年も勤めていることにびっくりしています!
アルバイトを始めたのは新規オープンの店舗で、一緒に入社した同僚たちと励ましあい、助け合ってお客様へ気持ちの良い空間やサービスを提供することに、とてもやりがいを感じていました。「こんなに楽しいアルバイト初めてだ!お給料をもらっていいのかな!?」と思うくらい毎日働くことがとても楽しかったのを覚えています。
それに加えて、都度ステップアップできる環境がありました。ただ働くだけではなく、仲間と切磋琢磨しながらともに成長していくことができました。
と、カッコよく書きましたが、わたしは同僚のなかでは年上の存在ながら大学生の同僚に先を越されることも多々あり、成長の遅い自分を恥ずかしく思うこともありました。
「やっぱり、わたしは責任のある仕事に携わることは難しいんだ。そろそろ辞めようかな…」と逃げだしたくなることもたくさんありました。
でも、そう思う度に、同僚や先輩が話を聴いてくれて思いとどまることができ、今の自分があります。
この職場で、はじめて仕事のやりがいと仲間との温かい絆を感じることができました。
そう感じられたから今までがんばってこれたのだと思います。
そして今も変わらない想いを持って働いている反面、40才になった頃から心身に変化が起きはじめました。
ヘルニアを発症してしまったり、更年期障害の症状が出始めたりと、30代までのように「なんとかなる精神」でがむしゃらに働くことができなくなってきました。
それでも自分の変化に意識を向けることなくどうにか働いていましたが、以前から体調に不安があった母親も歳を重ね、母親のことも気になりはじめました。
今振り返ると、自分のことを過信していたり、先のことを考えることから逃げていたのだと思います。
「わたしはこのままでいいのだろうか?」と不安な気持ちが続き、「豊かな日々」「幸せな生き方」「Wellbeing」などと検索するように。フィンランドが以前から好きだったので「フィンランド」でも何気なくネットで検索していたときにこのメディアの運営母体であるエラマプロジェクトのサイトを見つけました。
エラマプロジェクトが大切にしている「わたし」の幸せで豊かな生き方や、歳を重ねて体調に変化があっても幸せに過ごす方法を知りたいと思ったのです。
そして2年前にエラマの学校のイベントに、昨年はフィンランドツアーに参加しました。
わたしの知りたかった「幸せで豊かに生きる」ヒントをたくさんもらいました。
(※今年もフィンランドツアーが開催されます!詳しくはこちら)
ツアー参加者の職業や年齢、今まで生きてきた過程などはさまざま。お一人お一人、悩みやモヤモヤがあったり、何か行動を起こしたいという想いを持っていらっしゃるように感じ、自分だけじゃないんだと安心しました。同時に、「今までわたしは小さな世界で過ごしていたんだ。世界は広い、もっと自由に過ごし、行動を起こして、ワクワクしていきたい!」という気持ちがムクムクと湧き出てきました。
そして、ツアーにはこの「よむエラマ」の編集長さんも参加しており、そこでの出会いをきっかけに「ライター養成講座」に参加して今に至るのです。
わたしは小さいころから日記を書くことが好きだったので、ライターという仕事に憧れを持っていましたが、「わたしなんかがライターになれるはずない」とチャレンジする前から諦めていたことを思い出します。
このような経緯で、今日初めてライターとして原稿に向かっています。
以前の、身体と心の変化に不安を抱えていたわたしのままだったら「ライターmajakka」にチャレンジできていなかったと思います。
「幸せで豊かな生き方」を少しづつ学び、自分から行動できたことは「心」の豊かさにつながったと感じるのです(まだまだ身体の不調は続いていますが…)。
私が思う「自分らしく」「ありのまま」で心地よく生きていくヒント
年を重ね心身の変化が起きてから、「自分らしく幸せで豊かに生きる」ことを自分なりに考え、行動してきました。
そのヒントは、以下のようなものです。
①自分のことを良く知ること
自分のことを振り返ることはとても勇気がいることだと思います。わたしもそうです。今でも向き合えていないこともあります。
自分のことはわかっているつもりでも、あらためてゆっくり思い巡らせてみると、自分がどんなことでウキウキワクワクするのかと新しい発見ができます。
すると、もやもやするときに自分の「ワクワク」を思いだし、少し前向きになれたりします。
そして、少しずつ前向きになって元気なときに、思い出したくないことには向き合うようにする。そうやって少しずつ向き合えたら、辛い経験も自分にしか体験できなかったことと気づけて、貴重な強みになるかもしれないですよね。
②やらなければいけない!という思いを減らしながら行動する
自分らしく過ごすために意識していることのはずが、やると決めたら毎日!などと「to do」に追われてしまうようになることがあります。
そんなときは「今日はいいんじゃない?」「今は色々考えたい気持ちだ!」と自分と向き合いながら、行動することを意識しています。
自分のペースで「あ、今少し向き合えるかも?」と思う瞬間に少しづつ、ノートや、パソコン、スマホでも、または頭のなかでも考えていこうと自分に言い聞かせています。
とはいえ、ここ何年も、体調のことを考えておかし(ポテトチップスとアイスクリームが大好きです)を食べすぎないようにと毎日心に決めるのですが、ついつい食べ過ぎてしまいます…。どうしたらいいのでしょうか…。
本当に自分は意志が弱いなぁと悲しくなりますが、少しづつ自分と向き合って頑張っていきたいと思っている最中です…。
わたしはなぜmajakkaになったのか
majakkaとはフィンランド語で「灯台」という意味です。最後に、なぜこのライターネームにしたのかをお話させてください。
エラマプロジェクトの「ライター養成講座」では、自分の人生を振り返るワークがありました。
そこで私は楽しかったことも、辛く悲しい思い出とも向き合いました。自分で振り返るだけではなく、ペアになってお互いの人生を語り合い、共有します。わたしは今までの人生に自信を持っていなかったので恥ずかしかったのですが、お相手はじっくり聴いてくださり、こんな言葉をくれました。
「歩むスピードはゆっくりでも、店長として働いている話しをしている表情は、生き生きとしている」
「責任をもって人生を歩んでいくことが大切な価値観だと感じるよ」
びっくりしました!
ただなんとなく「楽しく過ごしたい」だけでなく、わたしは「責任」を持って生きていくことに「豊かな幸せ」を感じるんだと、新しい発見ができたのです。
そして、相手の方はこうも言ってくださいました。
「あなたの人生の話を聴いて浮かんだイメージは、波止場や灯台。カモメのように羽ばたいていくというより、様々な人たちが安心できるようにどしっと腰を据えて見守るような」と。
この「灯台」というイメージがわたしのなかでもとてもフィットし、「一人の人間として、また、店長としてもそのような存在でありたい。お客様にも一緒に働く仲間にとっても安心してくつろげて、少しワクワクしていただきたい」と実感できました。
これが、ライターmajakkaの由来です。
日々うまくいったりいかなかったりの繰り返しですが、自分と対話しながら、焦らずに「自分らしく、心地よく」そして「チャレンジ」して過ごしていきたいと思います。
そして、一緒に過ごしてくれる家族や友人、仲間に感謝しながら。
みなさんはどのように、「わたし」の豊かで幸せな生き方を探していますか?
みなさんと一緒にこれから探していきたいです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
これから、どうぞよろしくお願いします!
Text by majakka(マヤッカ Wellbeing探求人)