こんにちは!いけかよです。
10月になりました。いけかよの住む関西でも、やっと少しだけ秋めいてきたような…?
とはいえ、秋は行楽の季節。食べ物もおいしいし過ごしやすいし、秋こそ旅に出たいな〜と思う方もたくさんおられるはず。
ではぜひ、その旅先候補のひとつに岐阜県の飛騨高山を加えてみてはいかがでしょうか?
ということで、本記事ではわれらがエラマプロジェクトの日本のホームとも言える飛騨高山の魅力を全力で推したいと思いますっ!!
蕎麦好きにはたまらん季節 byいけかよ
飛騨高山にはいろんな美味しいものがありまして、有名な飛騨牛や日本酒をはじめ、朴葉味噌や漬物ステーキなどなど、地元グルメもおいしい!
そんななかでも、秋に開催される新蕎麦まつりが、いけかよは最高だと思うのです…!
新蕎麦まつりは10月下旬から11月にかけて、飛騨の各地で行われているようで、たまたま飛騨高山に行った時に遭遇したのがきっかけ。
蕎麦は最後の晩餐にしてもいいと思うくらいいけかよは好きなのですが、それこそ飲むようにいろんな蕎麦を食べられるこの新蕎麦まつりはいけかよにとってはたまらんイベント!
まさに、この秋のタイミングで訪れるべき催し。ぜひ、開催場所と日時をチェックして行ってみてください!
山の上でおいしいひとときを cafe 櫟-Ichii- by momo
こんにちは、momoです。
わたしがこのお店を知ったのはエラマプロジェクト代表ゆみさんへのインタビューがきっかけでした。
普段はカフェ巡りなどしない、コーヒーはめったに飲まなくなった、そんなわたしですが、過去にものすごくおいしいコーヒーに出会って感動したことがあるので、ゆみさんのお話をうかがい、高山を訪れたときにはこちらのお店にもぜひ足を運びたいと気になって仕方がなかった場所です。
いざそのチャンスがやってきてアクセスを調べると、JR高山駅から徒歩25分などの情報が。徒歩40分までなら許容範囲なので全然いけるなと高山の探検も兼ねて歩いて向かうことにしました。
お店のロケーションは時間や物事に追われる感覚から離れたいという人にはぴったりだと思います。
いただいたのはこちら。
コーヒーは期待を超えるくらいおいしくて、人生2度目のおいしいコーヒーとの出会いに、来れてよかった〜と静かにうれしさを味わっていました。
ケーキは、飛騨高山のフルーツも体験したいと思い、いつもなら食べないタイプの商品を注文。
スポンジが今まで食べたものの中で1番、最高においしかったです。
ここのなら、普段は選ばないショートケーキも食べてみたいと思ってしまうくらいに。
丁寧さが感じられるもので体を満たす幸せをかみしめる時間になりました。
cafe 櫟-Ichii-があるから高山に行きたくなると言っても過言ではないお店です。
ぜひ、高山でおいしいものを味わう幸せと自分の時間を大切にする幸せにひたってみてください!
思いっきり呼吸したくなる景色 by RUNA
こんにちは、どさんこ大学生RUNAです。
去年、開催された「エラマ文化祭」で初めて飛騨高山に行きました。
まだ一度しか訪れたことがないそんな私の飛騨推しポイントは、森林の景色です。
滞在した場所が山間部だったので、周りは豊かな秋の色に染まっている木々でした。
周りの全ての景色が自然だと、身体を伸ばしたくなったり、寝転がりたくなったり、思いっきり呼吸したくなったり…私は、無意識に身体が動いていました。
朝、6時前に目が覚め、気づくと約2時間、外で景色を眺めていました。
その景色がこちらです。
人が多くて、高層ビルばかりの所に行くと、空気のにおいに少し違和感を感じます。
それは私が北海道出身だからかもしれません。地元では、いつものように、もうすぐ冬だななど季節のにおいを感じていました。
飛騨高山でも季節の変わり目を感じました。なぜなら、そこに自然の景色が当たり前に広がっていたからだと思います。
自然豊かな飛騨高山には、紅葉の名所が沢山あるそうです。
思いっきり伸びをしながら、呼吸したくなる飛騨高山で、自然の景色を堪能してみませんか?
グルメと人に会える優しい場所 by ひらふく
こんにちは!ひらふくです。
飛騨高山には5~6回ほど訪れています。毎回私が楽しみにしているのは、おいしいグルメと飛騨の方とお話しすること。今回はエラマ図書館のまわりにある飛騨のお店を2件ご紹介します。
エラマ図書館があるウッドフォーラム飛騨は敷地内にいろいろなお店があります。高山ラーメン、みだらしだんごのお店、そして地元の人が早朝からやってくる産直市場とCafé &Rest Room335という喫茶店など。
産直市場の野菜ははじめて見るものもあってワクワク。作った方の名前が書いてあり丁寧に作られたことを感じます。飛騨の牛乳を使った無添加パンも販売されています。それも全部手作りで、ウッドフォーラムの芝生に座って食べると最高でした。
Café &Rest Room335さんのご飯はとてもおいしい!そして店内がとてもロックなんです。店内にはジュークボックスがあって音楽が流れつづけています。
私がはじめて訪れたのがちょうどジュークボックスが導入された日。男性客のグループが音に合わせて歌いながら会話を楽しんでいました。
食後のお茶にはそっと金平糖が添えられていました。飛騨の方からは、こうした言葉にしないけれど気にかけてくれる優しい気遣いを感じます。
お店の方に「これはなんですか?」と話しかけると「これはこうやって作ってるんだけどおいしくてね…」とこだわりを伝えてくださいます。
おいしいグルメとそれを作る優しい人達に会いに、さあ飛騨高山へ。
きっともっと秋を感じられる高山へ
いかがでしたか?「観光」とは違う高山のディープスポット、エラマライターズだからこそのチョイスです。
喧騒から離れてほっとしたいときに。
ふだんとは違う感覚を味わいたいときに。
「陽」が過多な日々に「陰」をプラスしてバランスをとりたいときに。
ぜひ、飛騨高山へおこしください。
Edit by いけかよ
2023年3月4日(日)に福岡で「フィンランドのライフスタイル講座」を開催しました。数年ぶりに九州での対面イベントが実施でき、熊本など県外からもお越しいただきました。
午前中はフィンランドの教育について、午後は環境先進国としてのフィンランドをテーマにお伝えしながらライフデザインワークで自身の生き方もふりかえります。
参加者のみなさんはどのように感じられたのでしょうか?当日のレポートをお伝えします。
午前の部は熱くスタート!
会場はOREC green labさんの3階。農業機械メーカーとして人と農・自然とのつながりを感じられる場づくりをしておられます。
1階カフェではオリジナルドリンク”お米ラテ”が大人気。参加者のかたもドリンクを片手に木に囲まれた空間で講座がスタートしました。
チェックインでは、参加理由や豊かで幸せな生き方について考えをシェアします。
14名の参加者さんは、エラマの森の住民さん、学校の先生、親子でのご参加や、お友達の紹介で来てくださった方などさまざま。
初対面にも関わらずどのグループも大盛り上がり!九州のみなさんのパッションがあふれていました。
講座では代表・石原がフィンランドで視察した教育現場をお話ししました。
公立幼稚園、小学校の授業の工夫や、カリキュラムの考え方、そして最新の教育方針までエラマプロジェクトならではの視点で読みときます。
フィンランドは国際学力調査PISAで世界一をとってからその教育が注目されてきました。日本との違いとして、教育文化庁からの決まりが少なく先生が比較的自由に授業を作ったり教科書を選んだりできることなどがあります。
また、教科横断という特徴もあり、算数を使って計算した図面をもとに図工で木工作品を作るなど、テーマ性やゲーム性をもたせて子どもたちが学びたくなる授業を目指しているのです。
フィンランド教育で本当に大切なことは?
しかし、代表の石原は、フィンランド教育で重要なのはその制度や授業の”形”ではなく、目には見えない”中身”にあると考えます。
特に今後のフィンランドや、日本社会において中心になるキーワードとして「コンヴィヴィアリティ(自立共生)」という言葉を紹介しました。
このコンヴィヴィアリティはエラマプロジェクトでも大切にしている概念。詳しくはぜひエラマの講座で聞いてみていただきたいのですが、ひとりで自立しつつ人とも協力して心地よくいられる状態を指しています。
個人の自立を目指してきたフィンランドでも、近年はグループワーク教育が増えてチームワークを重視するようになってきているそうです。
「わたし」の心地よさを対話しよう
コンヴィヴィアリティで大切なのは心地よくいられること。北欧では、仕事や家族だけではなく自分だけの時間=マイタイムを作ることで心地よさを実現しています。
じゃあ、「わたし」にとってはどんな時間がマイタイムなんだろう?今日は何を思った?などグループで対話しました。
「今まで自分の時間をもつなんて考えたことがなかった。贅沢だと思ってました」
「フィンランドは絶対のルートがなくてやり直しができる社会でうらやましい。でも、私も今からでも人生をやり直しできるはずだと思いはじめました」
「私の話をみなさんが熱心に聞いてくださって勇気が出てきます」
ここまでの講座を通してフィンランドの自由な学び方や生き方を感じてきたみなさん。
マイタイムだけにとどまらず広く人生の話を熱く語り合っておられます。対話の力を強く感じた瞬間でした。
SDGsが身近にあるフィンランド
午後からは環境先進国としてのフィンランドのお話。
フィンランドは2023年度のSDGs達成度ランキングで世界一になりました。
環境先進国というと自然などの環境保全をイメージしがちですが、フィンランドはサスティナブル(持続可能な)という視点を日常生活にとりいれています。
フィンランドでは、物を捨てずに次の人へ回していくセカンドショップや、ごみを一切出さないレストランなどがあります。また、ズボンに穴が開いたらシールで手軽に修繕したりもします。
私は”サスティナブル”という言葉を大がかりなものに感じていましたが、実はとても身近にあるのですね。
”サスティナブル”は不便を我慢することじゃない
また、それまで思い込んでいた「サスティナブルな社会のためには便利さを我慢しなければいけない」というイメージも変わりました。
対話ワークでは、便利なままにしたいことと、あえて不便なほうがいいことを考えてみたのですが、参加者さんからは「実は不便でもいいね」という声があがりました。
例えば、自分で繕った服だと傷がつかないよう気をつけるよねとか、冷凍食品は便利だけど気分転換に一から料理をするとか、簡単に処分できないのは思い入れがあるからこそだとか。
サスティナブルは何かを我慢することではなく、自分のモノや自分自身の気持ちを見つめ直し大切にすることにつながっているのではないでしょうか。
代表の石原からは
今を意識し、「当たり前が当たり前じゃない」を感じる心が幸福度を上げるのだと思います。
という言葉とともに、エコ(エコロジー)ではなく廻向(えこう)という仏教の言葉を紹介しました。
廻向とは、功徳を本人だけでなく世界中にめぐらすこと。SDGsやサスティナブルという言葉を通して「わたし」自身やその先の人たちを大切にできたらいいなと思います。
いっしょに立ち止まる時間をあなたと
数年ぶりに九州でのリアルイベント開催。
なにより印象的だったのは参加者のみなさんの熱量です。フィンランドの教育や環境を知り、自分の生き方について真剣に考えておられました。
「誘われたから来たけれど、来てよかった。人生が変わりました」とおっしゃっていた、その姿が忘れられません。
エラマプロジェクトの講座は知識をお伝えするだけではなく、立ち止まって自分に問いかけ、参加者のかた同士の深い対話によって新しい「わたし」を発見していく時間です。
2023年は全国各地でリアルイベントを開く予定。次はあなたにお会いできることを楽しみにしています!
Text by ひらふく(おとな教育の実践人事)