「教わる研修ではなく、一緒につくる研修」
今日、私たちが講師を担当した企業研修の受講者からこんな声をいただきました。
"どんな研修かわからず不安だった。「教室運営とは」というものを教えてもらう研修のイメージだった。
でも、違うんだ。核がぶれない価値観をつくる研修なんだと実感し、スタッフ、運営者、それぞれ違う価値観を認識して、共鳴するポイントを見つける作業をしているんだと実感しました。"
本日はとあるフランチャイズ企業の研修2日目。
カリキュラムは以下の通り。
■チームメンバーが考える施設のイメージを考え、共有するグラフィックレコーディングを使用したインタビュー
■施設でのスタッフ一人ひとりの役割を自分で書き出す
■ターゲット分析のためのペルソナ記入
■Elämä livのデザイナーによる「デザイナー思考とデザイン手法」の講座
■施設らしい言葉やイメージを深堀し、キャッチコピー(ブランドアイデンティティ/タグライン)を考える
これらを通じて、
施設のコンセプトをスタッフから管理職の人までみんなで一緒に作りあげる
顧客と企業の関係性を描く(ブランド要素、ブランド体験と刺激の設計)
を目的としています。
Elämä livがサポートするのは、主に「ブランディング」の構築ですが、
スタッフ一人ひとりが、顧客一人ひとりの人生に触れて、「豊かな生き方、豊かな生活」をともに描けるプロジェクト設計
を、企業研修で実行しています。
私たちElämä livが心がかていること
●フィードバックは受講者の答えがまとまっていなくても、妄想であっても、ゆるく肯定すること
●受講者の人生、生き方ごと、まるっと受け止めること
●受講者が分からなくても、とにかく自分の人生で経験してきたことから仮の答えを出して、イメージをブラッシュアップできる環境をつくること
まるで、大地のように。
今回の研修は、まだ続きます。
今日は大地の感触を確かめるところまで行きました。次回は、大地の上を歩いてみる、そんな研修になれたらいいなあとイメージしながら、次の研修へ。
(文・石原侑美)