こんにちは。majakka(マヤッカ)です。
日々、人生におけるウェルビーイングについて考えながら日々を過ごしています。わたしは今カフェチェーンで働いているのですが、お店によく来てくださるお客様から、最近「毎日に幸せを感じるヒント」をいただきました。
きょうはそのヒントを、読んでくださるあなたにもお届けできたらと思います。
元脳神経外科医の方による「人間が幸せを感じる時」
そのお客様は、元脳神経外科の方です。
いつもお店が少し落ち着いた時間に来てくださって、少しの時間ですが色々なお話を聴かせてくださいました。そんななかで、働くことや悩んだときの対処法など、気づいたら自分が色々考えているウェルビーングを体現されている方だ!と感じ、このお客様とお話するのが働く楽しみの一つになりました。
「幸せを感じるのは心臓ではなくて脳からなんだよ」と言われたことがあり、元脳神経外科医さんだったことを知りました。
わたしは出来事に左右されやすく、感情的になってしまうことが多いんです、と悩み相談をしたことがありました。
すると「感情的になるのは、出来事に対する『思考』→いやだ、辛いなどの『感情』に進んでしまうからで、出来事に対する『思考』→なぜその出来事が起きたのかという『思考』→『感情』、というように、感情の前にもう一度思考すると感情的にならないよ」と教えてくださったんです。
それ以来「思考→思考→感情」のステップを意識しています。
忘れていると、すぐに感情的になってしまうわたしですが、忘れずにこのステップを意識できたときは、なんだか心が落ち着いて物事や相手の気持ちに向き合うことができます。この思考は、大切にしていきたい「ウェルビーング=心身共に健やかな状態」でいられる気がしています!
そして、最近は「人間が幸せを感じる時」は「やる気」「モチベーションの維持」が大切とも教えていただいたんです。
いつも自分を鼓舞してがんばろうとしていたわたし
この日は「今日も1日がんばります!」とお伝えしたところ「がんばるっていうことはね…」とお話を聴かせてくださいました。
わたしはどんなことを教えてくれるんだろうとわくわくしました!お客様のお話をまとめてみると、
「がんばるという気持ちはやる気につながっていて、そのやる気は出そうと思っても出ない。自分で選択することの積み重ねがやる気につながり、それによって幸せを感じることになる」ということでした。
たとえ選択を間違えて失敗したとしても、それが経験となって次に活かされていく。
そうかぁ。わたしはいつも今日もがんばろう。と漠然と自分に念じていました。一緒に働く仲間や家族にもそうです。まぁ、がんばれたなという日もあったけど、ただただ疲れた…と感じる日が多いかなと振り返りました。
誰かにやってくださいと言われたことや、どうしたらいいかわからず上司のアドバイスをそのまま受け入れて取り組んだこと、選択する余地もないほど切羽詰まっていたとき、やりたくなくて先延ばしにしていたことをするときなどは、気づいたらどっと疲れていたり、なんだか達成感がなかったりしていたなと思います。
このようなことは、自分で選択していなかったからなのかも?と思いました。
一方で、一緒に働く仲間に対しても自ら考えてもらったことは楽しそうにやり遂げているけど、わたしからこのようにした方がいいよ!と伝えたことはなかなかお仕事がはかどっていないように見られることが多かったです。
1日に数千もの選択をしている私たち
お話を聞いてから、やはり自分で考えて選択し経験を重ねていくことが自らのやる気やモチベーションを引き出し、幸せを感じて生きていけるんだと理解しました。
そして周りの方たちとのつながりも大切にしていくことで、同じように自分で選択していけるように支えあえたら、豊かで幸せなコミュニティが広がって幸せだなと感じます。
大きな選択だけでなく、毎日の小さな選択も含めると人間は1日に数千もの選択をしているそうです。すべての選択を意識していたらとっても疲れてしまうけど、小さな選択だったら、できそうです。
たとえば今日の気分に合う洋服を選んだり、いつもならあまり挨拶をしない人に笑顔で挨拶する。いつもは仕事仲間に言われた通り働いているけど、その仕事の意味を考えてみる。
毎日のさまざまな選択を自分の意志で決定していくと、やる気も自然に維持できるかもしれないですね。
わたしは毎日の様々な選択のなかでも、特に食についての選択を意識していきたいと思っています。いつもついつい食べすぎたり、お腹も空いていないのにお菓子をだらだら食べる選択をしています。結果、お腹の調子が悪くなったり身体が重くなったりと、健康を感じられません。食べるものの選択をして自分を幸せにしてあげたいと思います!
また、一人ひとり大切にしたい選択は色々ありますよね。時に自分が選択しようとしていることが、良い方向へ進んでいくのか不安になることもあります。
最近も友人からのアドバイスに、そうしたいけど、でもわたしにとって本当に幸せなことなんだろうか…と悩み、もやもやしていることがあります。
そんな時、自分が納得できるようじっくり考えて選択したら、きっと誰かのせいにすることなく、上手くいったら自信につながるし、もし失敗しても次に活かしていけるでしょう。
自分と対話しながら自分らしい選択をしていける人になっていきたいと思います。
読んでくださったあなたにとって「幸せを感じるヒント」になったら嬉しいです。
Text by majakka(ウェルビーング探求人)