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Elämäプロジェクト

【よむエラマ】この春、ポジティブ変換はじめました

こんにちは、どさんこ大学生RUNAです!

寒い冬から、少しずつ暖かい春に近づいてきました。気温が変わり、花が色づく季節になるとなぜだか気持ちも暖かくなるような気がしますね。

そんな春は、新生活、新学期、新社会人…など「新しい」がよく似合います。

新しいイベントはなくても…

この春、チャレンジしたいこと・始めたいことはありませんか?

私は、前向きな知り合いとの会話で見つけたヒントをもとに、自分のネガティブな考え方のくせを変えるためのチャレンジをしたいと思います。

”なんとかなる”が合言葉

「なんとかなる」

そう思って、口に出している人は本当になんとかなっている。

私の知り合いに、自分のことを”前向き”で”能天気”なタイプだというAさんがいます。

Aさんと関わる人も「Aさん=楽観的、楽しそうな人」と認識していました。

「いつも楽しそうで、悩みがなさそう」

って言われるけど、ほんとに悩みないんだよね〜と言うAさんに対して、人のこととか気にならないんですか?と聞くと、「あんまり見てない」と言いました。

許せないほど嫌なことをされたら、どうするんですか?と聞くと、「うーん、怒るだろうけど、まぁすぐ許しちゃうかな」と言って大笑いしてました。

Aさんだけでなく、Aさんの家族もよく笑います。

今の世の中では、珍しいほど、家に人がよく来て、誰でもウェルカムな姿勢なのです。

「ルナより何十年も多く生きてきたけど…何かあっても、なんとかなってるから大丈夫」

笑いながら言っていても、その言葉はとても力強いものでした。

そんなAさんに、最近「こんなに一生懸命考えながら生きているのに楽しくなさそう。病んでるよね」と言われたのです。

何に対しても楽しく考えられる人が「楽しくなさそう」と思うってことは、相当なんだ…と結構なショックを受けました。

では、Aさんと私で大きく違うところはなんだろうと考え始めたのです。

モノゴトに意味をつけるのは、自分自身

あなたは、こう言われたらどう思いますか?

「小さい頃からぜんぜん変わらないね」

「昔は、もっと明るかったのに〜」

「考えすぎて、生きづらそうだね」

どれも私がこれまで言われてきたものです。

この言葉に対して私は…

「小さい頃からぜんぜん変わらないね」

垢抜けない、おしゃれじゃない、ダサい人なんだ。

「昔は、もっと明るかったのに」

暗くてつまらない人なんだ。今の方がダメな性格なんだ。

「考えすぎて、生きづらそう」

考えすぎて面倒な人だと思われてるんだ。私って生きづらいんだ。

こんなふうに周りからかけられる全ての言葉を自分の中でネガティブな捉え方に変換した上で、自分を見てきました。

だからなのか、関わる人が増えるたび、どんどんその変換がパワーアップして、どんどん心配や不安が大きくなりました。

それは、大学生になってから顕著になりました。

一気に会う人が増え、知らない人に会うたびに、みんながとても優秀で魅力的でおもしろい人のように感じました。そして、周りからはダメな自分をジャッジされているような気になったのです。

世間的な見られ方が大事。

そう思ってしまうと家族や大切な友達からの言葉よりも、優秀な教授の言葉など、「世間的な良い例」を信用してしまうようになります。

これができないと信用されない人間になる。

これができないから自分はダメなんだ。

世間に必要とされる人間にならなければと、さほど交流をしていない人の言葉にも強く動揺して、考え込んでいました。

人からこう見られてるから、こう認識されるから…

でも、気づいたのです。私のあり方は他者からの見え方で決まっていると思っていましたが、ぜんぶ自分が自分をそう思っているだけだということに。

”これができないからダメな人間になる”のではない。

「周りからダメな人間だと思われている」って思う自分が、『ダメな自分』という世界を作っていたのです。

私のあり方に意味をつけたのは、自分自身でした。

そして、自分の捉え方は周りの人・環境にも伝わり、自分の意味づけ通りのよくない方向に向かっていたのです。

自分を信じる力

Aさんは「自分は楽しい人」、「何かあっても、なんとかなる」と捉えていました。

このように自分を意味づけできるのは、”自分を信じる力””できると信じる力”が強いからだと思うのです。

「なんとかなる」という言葉は、根拠のない綺麗事のように聞こえるかもしれません。

ですが、「最も強力な自信は根拠のない自信だ」という社会学者の言葉があります。

根拠があって、なんとかなる場合、その根拠が消えると”なんとかならない”に一直線です。

数字やデータの実績という根拠も、より良いデータによって比較され、打ち消されます。

だからこそ、根拠のない自信や謎の自信は強いのです。

また、”なんとかしたい、なんとかなりたい”よりも、”なんとかなる”と言い切ることで一層その言葉にパワーが宿る気がします。

漫画 ワンピースの「海賊王に俺はなる!」

漫画 僕のヒーローアカデミアの「君はヒーローになれる」

このセリフたちが、「海賊王に俺はなりたい!」、「君はヒーローになれそう」というように言い切ってなかったら違ったイメージになりませんか?

言い切れるのも自分を信じる力が強いことを表しています。

「海賊王に俺はなる!」のセリフが登場したのは、ルフィの旅が始まったばかりで、まだ航海を共にする仲間もいない頃でした。

根拠はないが自分を強く信じて宣言する言葉は、周りを引きつけ、仲間はその言葉を信じて疑わないようになるのです。

Aさんが「なんとかなる」と言えば、周りも「Aさんはいつもなんとかなってるから大丈夫」と思える。この前向きな循環は、自分を信じて言い切る姿勢が大事だということを教えてくれるようです。

ポジティブ変換のくせ作り

私は、ネガティブ変換から抜け出したいのです。

そしてAさんを目指して、この春、ポジティブ変換のくせを身につけます!(言い切ろうと思います!!)

例えば…

どうしよう→なんとかなる

できない→やってみよう

どうせ私はなんか→私なりにできた、やれた

緊張しがち→もしこうなったらを準備できる

でも→だからこそ(できること)

良いように考えすぎじゃない?直した方が良い性格もあるよと思われる方もいるかもしれませんね。

でも、ここで大事なのはモノゴトの見方を増やし、ネガティブ変換の沼から抜け出すことです。

また、ポジティブ変換のくせには、モヤモヤと向き合うのも大事だと思うのです。

いつも無意識にマイナスに切り替えて、訳のわからないモヤモヤが頭の中に溢れていました。

そのモヤモヤは、どうにも変えられない過去や、誰かや何かとの比較から来たりします。

ポジティブ変換を考える時、自分のネガティブな口癖や考え方に注目するので、何がモヤモヤを生み出しているか分かるようになるのです。

例えば…

私は「これからどうしよう」と1人でいるときによく思い悩んでいます。

とても漠然とした不安ですが、将来に対して大きな不安を持っていることが分かります。

じゃあ、ポジティブに変換して「これからもなんとかなる!」と思うようにする。

さらに、よくわからなくてモヤモヤが発生するなら、自分の中で勝手に想像して、何年後・何年後の未来の自分をつくっちゃうというポジティブ変換もできます。

モヤモヤの解決ができなくても、その正体を認識することで前に進む・動くことができると思うんです。

そして、私がポジティブ変換のくせをつけるためには”勘違い力”も必要だと思っています。

「自分には自分を信じる力がある」

「自分にはできると信じる力がある」

勘違いしているだけかもしれなくても、先ずはその考えを自分の中に定着させることで、ポジティブ変換ができるようになると思うのです。

Aさんやルフィなど自分を信じる力が強い人物ならどう言うだろう?

その人になりきるような勘違いも持ち合わせた気持ちを大事にしたいです。

謎の力を身につける

”何とかならない”時代という言葉があります。

2022年の小学生の流行語ランキング1位が「それってあなたの感想ですよね?」になるほど、目に見えるデータの力や論理的に話す力が重要視されているように感じます。

そんな時代と逆行しているかもしれませんが、私はポジティブ変換のくせをつけて、「なんとかなる!」と根拠のない自分を信じる謎の力を身につけていきたいと思うのです。

それでどうなるかは、これからのお楽しみです。

この春、あなたは何にチャレンジしたいですか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Text by どさんこ大学生RUNA

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