こんにちは、pieni(ピエニ)です。
3月になり「春」の気配がやってきた!と嬉しくなっている今日この頃。
私は昔から寒さにめっぽう弱く、冬の季節は心も体も弱りがちです。
特に2月は毎年のように心までしおしおとしぼんでしまうことが多いんです。
落ち込んでいるな、心のパワーがなくなっているなという状態でも、仕事をしたり、家事や育児に取り組む日々は続きます。
ずっとしぼんだままでは暮らしに支障をきたすので、そんな時に私を取り戻すために取り組んでいることって何だろう?とちょっと意識して見つめてみました。
家の中でできる私の取り戻し方
本を読む、映画を見る、音楽を聞くなど、気持ちをリセットする方法は十人十色。
私の場合は「アニメを見て浸る・泣く」が元気になるための方法の一つです。
娘がアニメを楽しめるようにと導入したAmazonプライムでしたが、すっかり私専用になるくらいの頻度で活用中です。
「僕のヒーローアカデミア」や「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「キングダム」という王道少年漫画系アニメから、「おおかみこどもの雨と雪」や「竜とそばかすの姫」などの細田守監督の映画作品、そのほか深夜アニメなどなど...
悲しくて泣いたり、感動して泣いたり、かっこいいと興奮したり。一通りどっぷり浸ってみます。
この行為を改めて考えてみると、アニメを見ながら様々な感情を動かしてみて、心に溜まった「澱」を吐き出しているんだと感じています。
ほかには、お風呂に1人でじっくり入ること。
冷えた体のつま先から首まで熱いお湯にゆっくりと浸かりきった瞬間、何とも言えない幸せな気持ちに包まれます。
思わず「神様ありがとう」と合掌しながら呟くこともあるほど。この瞬間にぐぐんと私の幸福度が上がっているのかも。
子どもと一緒に入ると慌ただしくてなかなかこの幸福感に浸れないのですが、私を取り戻す一番手っ取り早い方法として「今日はお母さん一人でお風呂入らせてね」とお願いをして一人風呂を満喫します。
外に出てみて「心の感度」を取り戻す
心がしぼんでしまっているときは、まず外に出ようという気持ちに持っていくことが難しいのですが、とりあえず自分の好きなことだけに出会いに行くと決めて出発してみます。
例えば朝、仕事までの時間に車を走らせて15分、キャンプ場の駐車場へ向かいます。
駐車場からは背の高い木々が生い茂る森が見えるので、コンビニで買ったコーヒーを片手に何をするでもなしぼーっと木を見て過ごすことがあります。
雪の降ったある日。寒さには弱いので、いつものように木々を車の中からフロントガラス越しに眺めていました。すると木に積もった雪がスーッと落ちていく様子がまるでスローモーション映像のようで美しく、凝り固まっていた心が緩まっていく感覚がありました。
だんだんと楽しくなってきて、車から降りて雪の森の中を、時間が許す限り子どものようにはしゃいだ気持ちで歩いている自分がいました。
寒いのは苦手で嫌だという気持ちよりも、雪と木々の風景が美しく、凛とした空気感と静まりかえっている空間に心が動かされ、心の感度が高まったことで元気が出たんだろうなと思います。
最後の手段は「何もしない」
先ほど述べた「私を取り戻す方法」をやってみて、それでも復活の兆しが見えなかった時、最終手段として「何もしない」をすることがあります。
これはちょっと仕事や家族との調整が必要なのですが、ひたすら寝ます。
心の具合が悪い時は体も疲れていることもあるので、両方の休息をとってあげる。
また頭も休ませるために、インプットをやめてみることが時には必要かもしれません。
TVもスマホも本も見ないし読まない。
「空っぽ時間」を与えることも、私を取り戻す方法の一つです。
「自分」を取り戻す方法はどんなことですか?
季節的にこころがしぼんでしまう、仕事で辛いことがあって凹んでしまう、家族や友達と喧嘩したりすれ違いがあって元気がなくなるなど、人の気持ちはずっと一定ではなく、時にはずーんと落ち込んでしまうときもあります。
そんな時、自分自身に何をしてあげると元気になるかな?幸せを感じるかな?と「自分を取り戻す方法」を知っておくのは、自分のことを守り、大切にすることだと思っています。
この記事を読んでくださっている皆さんは、どんなことが自分にとって心地よくて元気になることでしょうか?ぜひ一度思い起こしてみてください。
Text by pieni(ピエニ)(丹波フィンランド大使)