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Elämäプロジェクト

2022年11月13日(日)に「エラマ文化祭〜フィンランドと和文化〜」を岐阜県高山市のウッドフォーラム飛騨にて開催いたしました。エラマ史上初の大規模イベントとなり、関東から関西までの幅広い地域から、オンラインコミュニティ「エラマの森」の会員さんや地元の方など、約160名の方にお越しいただきました。

初開催となるエラマ文化祭のテーマは「フィンランド × 和文化」です。どこか似ている、フィンランドと日本。フィンランドと日本とのつながりを感じてもらえるイベントとなりました。

当日のタイムテーブルはこちらです。

◆フィンランドを感じる

<フィンランドから来日するゲストと交流しよう!&北欧雑貨のエラマセレクトショップ>

フィンランド東部の湖水地方の地方都市「プンカハリュ」から、ナチュラルウェルビーイングの第一人者であるマリ・ペンナネンさんと、妹で写真家のマリアンネ・アホネンさんが来日し、エラマ文化祭に遊びにきてくれました。彼女たちが住む街の紹介や、フィンランドの職人さんたちが作った木工雑貨、マリアンネさんの写真作品のポストカードの販売をしていただきました。

販売ブースには、お客さんが入れ替わり立ち替わり訪れ、マリさんとマリアンネさんと楽しく会話されていました。中には英語で交流したり、日本語で身振り手振りで一生懸命会話したり、普段触れる機会がない生のフィンランドの人たちとの交流を楽しまれている様子でした。

「フィンランドの人たちとは、とても話やすく、日本人に似ている!」といった感想や、

「マリさんの話を聞いて、彼女の街”プンカハリュ”がとても魅力的に感じました。来年の春、彼女たちに会いにフィンランドを訪問することに決めました!」

と早速フィンランドに行くことを決意された方がいました。

マリさんとマリアンネさんの商品が人気で、「欲しいと思っていたポストカードが売り切れていた」と声を漏らす参加者もいらっしゃいました。

別のコーナーでは、エラマプロジェクトのメンバーが厳選した北欧雑貨を販売。日本初輸入のブランドや、フィンランドや北欧の職人さんの作品など、「豊かな気持ちになれる」をテーマに厳選したアイテムがありました。

そのほか会場では、地元高山のコーヒー屋さん「Falo Coffee Brewers」の出店と、エラマの人気オンラインコンテンツ「哲学バー」のリアル版「哲学カフェ」があり、北欧雑貨に触れながらも、コーヒーを飲みながらゆっくり対話ができる空間になっていました。

よくイベントにみられるバタバタした雰囲気ではなく、程よくお客さんはいつつ、会場内にはコーヒーの香りと対話できるゆったりした時間が流れ、お客さんの滞在時間が長いことも特徴でした。

<フィンランドと中継で繋ぐ!ライブ対談「豊かさとはなにか」>

「豊かさとは何か」というエラマプロジェクトのコンセプトをメインの問いにして、

 フィンランドのライフデザインコーチのミッラ・クンプライネン
 (フィンランドからオンライン出演)

  ×

 フィンランド生涯教育研究家の石原侑美
(会場で司会。エラマプロジェクト代表)

の公開対談を行いました。

ミッラさんの豊かな日本語表現で、参加者を巻き込んだ深い対話が始まりました。

会場入ってすぐのメインステージで行われた対談ではいくつかの観客席を用意し、それ以外の方は立見で参加されていました。

当初は石原とミッラの二者対談の予定でしたが、「フィンランドの幸福度の高さについて、フィンランドの人たちに直接聞きたい!」というモチベーションで長野県からお越しになった参加者のお一人に急遽出演していただくこととなりました。

「フィンランドの職場では、周りより早く退社しづらい雰囲気にはならないですか?」

「そもそもどうやって休んだらいいんだろう」

「私は休むと生活リズムが崩れてしまう。でも休むことが必要なのは感じる。生きるってなんだろうか」

働くこと、休むこと、生きることについてフィンランドと日本のクロス対話になり、石原によるフィンランドの文化的解説を挟み、他の参加者さんの意見を聞きながら大きな対話の輪ができました。

最後に、ミッラさんからのメッセージで締めくくられました。

「自分の人生をどう過ごしたいか、自分の命をどう使いたいか、自分に向き合って考えよう。自分に合ったやり方やペースで、具体的な活動に落とし込んでいけばいい」

まさに、豊かな生き方を考える場、エラマが実写化されたような場になり、最後はミッラさんから大きな宿題をもらったような気持ちになりました。

<モルック体験>

当日のお天気はあいにくの雨予報。しかしイベント開始直後はまだ、雨が降っておらず、「泣き出しそうな空」とも言えそうな、灰色の雲が空を覆っていました。お越しいただいた来場者から、「これをやってみたくて、今日は来たのよ〜!」と言わせたモルックを、雨が降る前にやってみましょう!

ボーリングみたいに、ポイントが書かれたピンを並べて2メートル離れたところから、棒を投げます。えいっ!

倒れたピンは倒れた場所にそのまま立て直します。

2本以上倒れた場合、倒れたピンの数がポイントとなります。1本だけ倒れた場合は、倒れたピンに書かれているポイントが入ります。11と書かれたピンを1本だけ倒すと、11ポイントです。50ポイントに到達した人が勝ちます。

他にも細かいルールはあるのですが、プレーする人は投げるだけなので、老若男女どんな人でも楽しめそうです。審判には、ポイントの計算で暗算能力が試されますので、今回は地元の中学生にお願いしました。

最初はあまり乗り気でなかったブルーのジャケットを着た彼は、1試合終わったあと、もう1回やる!って言ってました。

◆日本を感じる

<国語×吟剣詩舞>

20人ほどの参加者が和室で待っていたら、見城星梅月さんの舞が始まりました。優美で美しい所作ですが、どことなく物悲しい雰囲気が伝わります。彼女にはいったいどんな情景が見えているのでしょうか。

舞の後、踊り手である星梅月さんが、まずは「吟剣詩舞」について説明くださいました。「吟詠(ぎんえい)」と、吟詠に合わせて舞う「剣詩舞」の総称で、さらに、「剣舞」と「詩舞」があるのだそうです。今回は「詩舞」であり、女性でも男袴を着用して、詩に描かれた情景を踊ります、ということでした。

続いて、現役国語教師でもあり、エラマプロジェクトの和文化エバンジェリスト・橘茉里から、今回の舞のテーマが語られました。今回は、「かぐや姫」こと「竹取物語」の中から、かぐや姫から不死の薬を渡された帝が詠んだ和歌をモチーフとして選んだ、ということでした。

そして、ふたたび星梅月さんが、見どころを解説してくださいました。

白い衣をかぐや姫に見立てているので、星梅月さんが演じる帝の衣の扱いを見てほしいこと、かぐや姫と二度度会えなくなってしまった帝が幻想を見るほどに、彼女を想っている心情を想像してほしい、ということでした。

そして、同じ舞がふたたび踊られました。竹取物語の作品の解説と、見どころを聞いた後では、伝わってくるものが全然変わりました。参加者にも、帝の感情がより深く伝わっているようでした。

2回目の舞の後、自分が感じたことを周りの方と共有してください、というのがエラマ的でした。自分が見たこと、感じたことをアウトプットして、相手のアウトプットを聞いて、また新たに気づくことがあります。このように「学び」と「対話」の場を設けているのがエラマ文化祭の特徴です。

終了後、見城星梅月さんにお話を伺いました。

「今回のようなワークショップでは、1回目は事前情報なしで舞を見てもらい、2回目には、鑑賞ポイントを伝えてからもう一度見てもらっているんです。漢詩や和歌とコラボした舞をやりたかったところに、橘さんから声をかけていただいたので、これからも続けていきたいです。」

<和室遊び場>

フィンランドのカードゲームや、日本のトランプや折り紙などが置かれており、参加者のみなさんの交流場所になっているようでした。

写真では、地元の中学生と人生の先輩方が一緒にオセロをやっています。どちらも真剣です。ちなみに、今日初めて会った人たち同士なんですって。…黒が有利かな?

<KOIVU木工スプーン作りワークショップ>

会場2階のエラマ図書館の一角で、KOIVUの鈴木岳人さんによる木製のスプーン作りワークショップが開催されていました。KOIVUとはフィンランド語で「白樺」という意味だそうです。フィンランドで木工留学された鈴木さんの木工家具に囲まれた空間で、木と対話しながらもくもくと作業に集中されていました。

<己書体験ワークショップ>

己書(おのれしょ)とは、自分だけの書という意味なんだそうです。今回は「楽」や「心」、「笑」などの字を普段とは完全に逆の方向から書く、という脳みそ大混乱のワークショップです。点はぐるぐると大きな丸に、縦の棒は下から上に、横の棒は右から左に書くという「学校で習った書き順や書き方を忘れる」と教えていただいたのですが、これまでのマインドセットを壊すのは簡単ではありませんね。「文字として綺麗に書かなければならない」という強迫観念がないので、本当に自由に文字を書くことができる体験だったと感じます。

◆フィンランド×和文化

<日本のお香×フィンランドの森・瞑想ワークショップ>

お香をつくる香司・橘茉里が今回のイベントのために調合した日本の伝統的なお香を焚きながら、フィンランドのライフデザインコーチであるミッラ・クンプライネンさんによるフィンランドの森のガイド付きの瞑想タイムです。

森を感じてもらえるように、ヒバの練香を温めて利用していました。練香を温めて利用するのは、平安時代の貴族の間でも行われていたそうです。途中で柑橘系の香りのスプレーで香りの変化もありました。

参加者が目を瞑ったら、呼吸を整えるところから始まりました。そして、フィンランドの森へ入っていきます。ミッラさんの落ち着いた穏やかな声で、「今、どんな香りがするか」「どんな気持ちを感じているか」「足元はどんな感じか、やわらかいのか、かたいのか」などの問いかけとともに、それぞれの参加者が、自分の中にフィンランドの森を創造していくような瞑想でした。

ミッラさんは動画での出演でしたが、自然と触れ合うことの大切さを伝えてくれました。「必要としない気持ち(イライラや疲れ)を大空に解放する」という言葉が印象的でした。

11人の参加者が1時間弱の瞑想を楽しみ、出口では森の匂い袋をもらって和室を後にしました。

<フィンランド×和文化パフォーマンス>

イベントの最後はメインステージにて、和室で吟剣詩舞に出演いただいた見城星梅月さんの舞がスタート。

主催のエラマプロジェクト石原侑美いわく、「エラマ文化祭のテーマであるフィンランドと和文化の融合の芸術的な実験」と位置付け企画したパフォーマンスです。。

内容は、フィンランド出身のプロのアカペラグループ「ラヤトン」の曲に合わせて、星梅月さんが日本の伝統芸能のスタイルで舞うというものです。

フィンランドの音楽と日本の伝統芸能の舞は合うのか?

優しい曲調でフィンランド語のラヤトンの音楽が流れ始め、星梅月さんが舞い始めた瞬間、来場者も、フィンランドから来日したゲストも、ぐっとパフォーマンスに引き込まれます。観劇していた5歳の女の子も一歩も動かずじっと星梅月さんを見ています。

一般的にイメージする日舞的な女性らしい曲線的な舞ではなく、星梅月さんが舞う吟剣詩舞の特徴は、男性的な勇ましい直線的な表現です。その勇ましい表現が、フィンランドや日本に共通する雄大な自然を表現し、フィンランドと日本の豊かさを感じる唯一無二のパフォーマンスとなりました。

また、青と白を基調にした星梅月さんの扇や着物が、どことなくフィンランドを感じさせます。

見ていたお客さんからも拍手喝采で、フィンランドのことをあまり知らずにふとイベントに立ち寄っていただいたある来場者さんがから、「このパフォーマンスをきっかけに、フィンランドにとても興味を持ち、イベント当日にラヤトンの曲をダウンロードしました」と後日メッセージをいただきました。

フィンランドから来日したマリ・ペンナネンさんは、

「フィンランド人と日本人は繋がりがあり、似ている。現代に生きるフィンランド人が忘れた、自分たちの繊細さや美しさ、魂が重なり合ってるのを感じた」

と感想を共有してくれました。

このパフォーマンスを通じて、フィンランドの人たちも、私たち日本の人たちも、確かにフィンランドと日本のつながりを感じる時間となりました。

星梅月さんのパフォーマンスは至近距離で鑑賞するスタイル

◆参加者の声

参加者の方に、今回のイベントの感想を伺いました。

「哲学カフェで、世界で一番強い人って誰だろう?」っていうテーマで話した際に、自分は物理的に強い人という想像しかなかったけど、「赤ちゃんじゃないか」という話になり、思ってもみない答えが出てきたが納得できた。「物の貸し借りはいいのに、お金の貸し借りはなんでダメなんだろう?」というテーマも普段考えたことがないことで、新鮮だった」

「モルックに初めて挑戦したけど、やってみたら、楽しかった!」

「まず高山に来れたことが嬉しい!マリアンネさんの写真も実際に見ることができたし、コーヒーを飲みながら哲学カフェに参加して、星梅月さんの舞では、感情と美しさが見れたし、来てよかったです」

「星梅月さんのアドリブパフォーマンスを近くで見ることができて感動した」

「今日のライブ対談で、『ミッラさんが”仕事と休みとだけの人生ではなく…』とおっしゃった瞬間に、あちゃー、僕のことだと思いました。僕なりに仕事と休みのバランスを考えてきたつもりですが、日本社会で出世や働くことが評価された時代を生きてきたので、まだまだ豊かな人生とは程遠いなと思いました。でも、若い方々がこうやって生きることに真剣に向き合って対話している姿を見て、僕自身もまたゆっくり考えていきたいなと思えました」

“フィンランドと日本は似ている”にとどまらない

エラマプロジェクトでは、これまで「フィンランドと和文化のつながり」について、ウェビナーやWebメディアで発信してきました。ヨーロッパのフィンランドとアジアの日本が似ているのは意外だと思われる方もいらっしゃいますが、昨今のサウナブームやムーミンの人気、フィンランドのライフスタイルや教育・福祉への注目を見ると、フィンランドへの憧れだけではなく、どこか日本や自分たちの文化に近いという感覚があるからではないでしょうか。

今回のエラマ文化祭では、リアルにフィンランドの人たちと触れたり、芸術を融合させることでフィンランドと和文化のつながりを感じるプログラムがたくさんありました。

けれど、フィンランドと和文化のつながりを感じることは、ただの通過点にすぎません。そのつながりを感じた上で、豊かに生きることを考える、対話が生まれる、これがエラマが実現したいことです。

そういった意味で、エラマ文化祭はまさに豊かに生きることを考えたり、他人や自分、自然と対話できる環境だったのではないでしょうか。

雨が降りしきる中、ある人は1日中会場に留まり、芸術鑑賞や他人との対話、エラマ図書館で本を読みながらゆっくりと時間を過ごされていました。

テンションの高い興奮した「楽しい」ではなく、一人ひとりがゆっくりと長く滞在し、穏やかで豊かな「楽しい」を感じていただいた1日でした。

多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。また、本イベント開催にご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

穏やかで豊かな「楽しい」を感じていただけるイベントをこれからも開催したいと思いますので、エラマプロジェクトにどうぞご期待ください!

Text by 石原侑美(エラマプロジェクト代表)、ひらみなおこ(ふつうの会社員)

エラマプロジェクト石原です。
2021年12月5日(日)開催の北欧フェスin清見(岐阜県高山市)に、エラマプロジェクトが以下の2つの催し物で出展しました!

■午前:フィンランドのデザイン体験ツアー(満席御礼!!)
■午後:フィンランド式エラマ図書館(飲食OKの対話の場)


【開催概要】
◆日時
2021年12月5日(日)10:00〜15:00
◆場所
ウッドフォーラム飛騨
岐阜県高山市清見町三日町165
◆天気
快晴!直前の予報では曇りでしたが、気持ちの良い天気でした!
◆ポイント
・北欧フェス全体の来場者は500名超! 飛騨地域においてとても大きなイベントとなりました
・遠くは車で2時間の岐阜市からも来場。北欧や豊かな暮らし、そして清見の人たちのパワーが結集したイベントとなりました

フィンランドのデザインはお洒落が魅力じゃない。豊かな暮らしを目指したデザイン

午前中は、石原侑美がガイドを務める「フィンランドデザイン体験ツアー」を開催。当日は満員御礼!感謝です!

■フィンランドの基本情報
■北欧デザインとフィンランドデザインの違い
■マリメッコの本社とフィンレイソン展を訪問
■照明デザインと暮らしを豊かに、穏やかに
■意識されるバイオフィリックデザインと和のデザインとの繋がり
こんなお話を、まるでフィンランドを旅するようにお話しさせていただきました。ツア

途中、フィンランドの湖の画像を見て、テキスタイルをデザインしてみましょう!というワークもしました。
みなさん発想豊かにデザインされていましたね!

参加者さまの声

“北欧のこと、フィンランドのこと、ほとんど知らなかったけど、ツアーのように巡ることで五感でフィンランドを感じられました”
(高山市在住の女性)

“エラマのイベントや飛騨の北欧イベントには必ず出るようにしています。家族には飛騨のイベントに出るときに、「フィンランドに行ってきます!」と言って出かけます(笑)ああ、今日も幸せなエラマじかんでした!”
(岐阜市在住の女性)

“感動しました!正直、北欧のこともデザインのこともよくわかりませんが、ゆみさんがおっしゃっていた「豊かな暮らし」「不便を楽しむ心」が北欧にあって、そして私自身がそういう暮らしをして楽しんでいることが感じられて、自分の今の生活に誇りを持つことができました。これから毎回通います!”
(高山市在住の女性)

嬉しい言葉をたくさんいただき、開催している私も「ああ、やってよかった」と、こちらが幸せになる時間を過ごしました。

参加者同士の対話が自然発生

デザインツアーが終わった後、一部の参加者の方々はお外でランチをされていました。

12月の飛騨はとても寒いですが、風はなく、この日は日差しもあったので、お昼になると外で過ごせる気持ちの良い天気。

この後この御三方は45分くらいずっとお話をされていました。後から聞くと、全員初対面だったんですが、この日のデザインツアーの話やフィンランドの話、エラマの話を通じて、ご自身の人生の話、教育や社会がこうなったらいいなぁという話、自分がこれからしたいことを共有し、共感し、共鳴した、幸せな時間だったそうです。

主催者が促さなくても、
ルールを作らなくても、
マッチングをさせなくても、

エラマを通じて自然につながっていく。
ゆるく、自由に、穏やかに。

芝生や木、太陽の力も合わさって、暖かい対話が生まれていました。

ああ、これがエラマプロジェクトが広めていきたい文化習慣なのだと、この時確信しました。

フィンランド式エラマ図書館。エラマおすすめの本に触れて、対話ができる場所

午後は、同じ会場でフィンランド式エラマ図書館をオープン。
エラマプロジェクトのおすすめの本(フィンランドやデザイン、北欧関連の書籍や自己探究や教育の本)を展示し、フィンランドの図書館のように、自然の景色を楽しみながら、飲食しながら、自分と、他人と、フィンランドと対話するイベント形式の図書館です。

北欧フェスでたまたまエラマ図書館に入った方、
家族に連れられて北欧フェスに来たけど、意外と自分の興味があるデザインやフィンランドの音楽について知ることができた方、
エラマ図書館に来たくてわざわざいらっしゃった方、

さまざまな目的の方々に訪れていただきました。

1時間以上長居される方もいらっしゃって、
「フィンランドってなんで世界幸福度1位なんですか?」
「フィンランドって遠いですよね?何時間くらいかかりますか?」
などなど、フィンランドや北欧に関する質問が嵐のようにやってきました(笑)

わたしは楽しく質問のお答えし、そこから対話に広がっていきました。

そう、フィンランドの図書館はまさに対話する場所。人と話をするということだけではなくて、読書や学びを通じて自分と対話する、本の内容と対話する、全ての意味が含まれます。

エラマ図書館も、一歩ずつそんな空間になりつつあります。

北欧フェスはそのほかにも出店やワークショップが盛りだくさん!

北欧フェスでは、エラマプロジェクトの催し物のほか、ショップ出店や北欧の工芸クラフトワークショップなどが開催されていました。

■フィンランドのサーミ族の工芸の木のカップ「ククサ」作りワークショップ
高山市在住のフィンランド木工留学経験のある家具職人さんが講師!
■真鍮ヒンメリワークショップ(フィンランドやエストニアの工芸品)
高山市在住のアーティストによるヒンメリワークショップ
■キャンドル制作ワークショップ
高山市在住のキャンドル作家さんによるワークショップ

そのほかいろんなクラフトワークショップがありました♪

郡上八幡の北欧雑貨のお店からはマリメッコなどの商品が並びました!

地元の雑貨屋さんも出店。かわいいアイテムがいっぱい!

クリスマスには欠かせないリースや植物!地産地消のこだわったフラワーがありました!

ウッドフォーラムの入り口には、北欧のクリスマスの雰囲気が漂うテーブルセッティング!入ってきた直後からワクワクが止まりません!

地元の珈琲屋さんも出店。エラマの参加者さんは、ここのコーヒーが美味しすぎて2杯目のおかわりをされてしました♪

洋服のフリーマーケットも!北欧やフィンランドでは古着やフリーマーケットが主流です。これも北欧の雰囲気が漂います。

北欧フェスは午前中から大盛況!いろんな人が北欧や地元のおしゃれで豊かなアイテムやワークショップ、図書に触れて総じて満足度が高かったようです。

当日は、フィンランドのテキスタイルブランド「Kaisa Turtilainen」の日本未発売のワンピースを着て登壇しました。(写真は、別日に撮影したものです)
テーマがフィンランドのデザインということもあって、まだ日本の人たちが触れていないテキスタイルブランドを披露。たくさんの人たちに「これはフィンランドのブランドですか?」「とても素敵でいいですね!」と声をかけていただけました。

北欧フェスならではの声がけですね。

北欧フェスは今後も定期的に開催を目指されるそうです。その際はエラマプロジェクトも全面に応援させていただきます。

自然豊かな飛騨高山の清見町で、北欧とのつながりを感じられる豊かな体験、ぜひ味わっていただきたいです!

■そのほか北欧フェスやウッドフォーラムについてはこちら
https://www.instagram.com/hidakiyomi/

エラマプロジェクト石原侑美です。私目線でまとめたオンラインサロン「エラマの森」オフ会「住民の集い」の開催レポートを残します。

【開催概要】
◆集まった人たち
合計18名(子どもを含む)
オンラインサロン「エラマの森」の住民(会員)さんとその家族、飛騨地域でエラマプロジェクトに関わっている人たち
◆日時
2021年11月20日(土)13:00〜21日(日)14:00の1泊2日
◆場所
岐阜・飛騨高山。大きな1軒ロッジ「飛騨にゅうかわ太陽の家」を借りて。
◆天気
2日間とも晴れ。11月の飛騨地方にしては暖かい温度。最高気温も17度くらいにはなったかな。
◆ポイント
・オンラインサロン「エラマの森」ができて1年2ヶ月。今までオンラインでしか会えていなかった住民(会員)さんと深く交流するのが目的。
・「飛騨にゅうかわ太陽の家」で、暮らすように2日間を過ごす。広いこの空間で、自分でやりたいことを選び、自由に過ごし、極上のマイタイムを過ごす体験の場を実現。
スケジュールなどは一切決めず、ただ太陽の家に集まること以外は、自由に過ごす

当日のアクティビティの紹介

◆料理、お菓子、お酒、ドリンク

飛騨の豆&発酵料理のお店のオードブル、住民さんの各地のお土産のお菓子屋お酒が並び、いつでも食べて、いつでも飲む、自由スタイル。
美味しい料理とお酒を片手に、オンラインでいつも対話しているエラマの森の住民さん同士、初めて会う飛騨の人たち、情報交換をしながらも深い深い対話をしている様子でした。

◆テントのフィンランドサウナ

飛騨の山々を見ながら、サウナ。最高温度が60度ほどなので、長く入っていられます。サウナに入った住民さん同士が対話をずーっと繰り広げられた模様。サウナ対話が止まらない様子でした。

ああ、これこれ。
フィンランドで体験したサウナは、まさにサウナ対話だったなぁ。汗を流して体も心も浄化されて、みんな顔がスッキリしてる!

◆料理

太陽の家には大きなキッチンがあります。合計18名分の料理を作るには、食材をたくさん切る必要があります。

特に当番などを決めることなく料理をしたい人に手伝っていただきました。本当に自然に、みんなテキパキと手伝っていただき、写真で見切れている私も幸せな顔をしていますなぁ。

この料理をする間にも、対話が生まれていました。料理の話から家族の話、一人で生きていく話など、とてもディープな対話が。
そして、料理の時間には、石原の家族も料理の応援に駆けつけてくれ、たまたま誘った石原家のご近所さんも料理に参加。飛騨の料理事情などの交換がされていました。刺激の多い、でも心穏やかな空間。

◆読書

一人でゆったり読書されている方もいらっしゃいました。交流会だからといって、無理に他人と話さないといけない空気がない、これが今回のハイライトでした。

当日、エラマプロジェクトが推薦する図書を展示し、ソファや外のテラスで読む方もちらほら。コーヒーやお茶を飲みながらゆっくりされていました。

◆焚き火

2日目に焚き火を敢行。皆さん持ってきたマシュマロを焼いたり、ソーセージを焼いたり。子どもたちが一番はしゃいでました。

このソーセージを直火で焼くBBQのことを、フィンランドでは「マッカラ」といいます。フィンランドの森でマッカラしている感じになり、まるでフィンランドのプチ体験のよう。

味はもちろん美味しいのですが、何より自分で焼いて外で山の景色を見ながら食べるというこの一連の非日常が、贅沢な時間でした。

◆お茶する

飛騨のよもぎ茶、沖縄のさんぴん茶、そのほか住民さんが持ってきたハーブティーを飲みながら、ゆっくり対話する時間を持っている人もいました。

◆ハンモック

太陽の家にあるハンモックでお昼寝する人たちもいました。ハンモックって、無条件に力が抜けて、リラックスするんですよね。あれはどんな効果なのかしら?

子どもも大人もハンモックでお茶飲んだり、読書したり、お昼寝したり、ゆっくり過ごす最強アイテムでした。

人との対話、自分との対話を楽しむ時間。自分で選んで自由に過ごす

今回のテーマは、まさに「自分で選んで自由に過ごす」でした。上記のように、たくさんアクティビティを用意し、その中から自分で選んで、好きな時に、好きなように過ごすことをしました。

それを実現するにあたって、場づくりに関してエラマの森住民の集いで唯一決めていたことは、
 ■グランドルールを共有しない
 ■自己紹介をしない
 ■スケジュールを確定的に決めない

グランドルールを決めてしまうと、それだけで心理的に拘束が生まれる可能性がありました。「自由に過ごしてもらう」ためには、心理的拘束が生まれると、どうしても行動も制限されてしまいます。場の設計においては、このことが一番気をつけていたかもしれません。

エラマの森というオンラインサロンで既に何回か会っている人がいる状態だったので、今回は緊張が生まれそうな自己紹介タイムを無くしました
自己紹介やチェックインをしてしまうと、どうしても緊張が生まれてしまいます。既にできている関係性の中では不要だと思い自己紹介をなくしたところ、みんなの対話が自然に始まり、暖かい雰囲気の中で2日間を過ごすことができました。

そしてなんといっても、「自由に」過ごすために欠かせないのが、スケジュールを確定的に決めないことでした。もちろん、ざっくりスケジュールを決めてはいましたが、やはり初めての開催のため、予想通りにはことが運びません。予期しないことが起こることを想定し、いろんな人のニーズを許容することで、自由な雰囲気が生まれ、忙しいプログラムにはならなかったのかなと思います。

情報交換の交流ではなく、生きることを考える対話が多く生まれた時間

集まった方々の会話に耳を傾けていると、家族ってなんだろう、働くってなんだろう、学ぶってなんだろう、恋愛と愛ってなんだろう、性ってなんだろう、豊かさってなんだろう、そんな生きることを思考する話題が多かったのが印象的でした。
いわゆる、哲学対話ですね。
その哲学対話が、なんというかカッコつけて話しているわけでもなく、見栄を張っているわけでもなく、自分の経験談や人生の話を交えながら対話をしている場面を多く目撃しました。

後で住民さんにお話を伺うと、「そういえばAさんは年齢いくつでしたっけ?」「そういえばBさんはどんな仕事をされているんでしたっけ?」と、住民さん同士の肩書きや年齢を知らない方が多数いらっしゃいました。年齢、仕事、家族、所属などの肩書きを脱いだ状態で2日間交流されていたということ、それはグランドルールを作って「肩書きをおいてください」なんていう声がけもしていないということ、この状態こそが2日間対話をし続けていた証なんだなぁと、しみじみ実感しました。

肩書きは、時には必要です。年齢や職業を経験として話すことで、対話を深める必要があります。でも、それはただ自分の人生の経験であって、自分自身を表すアイデンティティとは違うように感じます。

今回のエラマの森住民の集いでは、肩書きを外し、「わたし」はただの「わたし」として接し、相手も「あなた」はただの「あなた」として対話されていたのかもしれないなぁと、そんなことを思っていました。

「エラマする2日間」
それを実現できたことに、私はとても達成感と充実感を感じています。私が生きている使命を感じる2日間でした。こんな場をもっともっと作っていきたい!そう思います。

エラマは器なんだなぁって。
いろんな人を許容する器なんだなぁって。

岐阜の古代茶を飲みながらしみじみそんなことを思っている飛騨の自宅オフィスのiMacから思いを馳せて。

次回は春頃に飛騨高山で再び開催できることを目指して、準備し始める予定です。

オンラインサロン「エラマの森」の詳細はこちら

2020年5月からスタートしたオンラインバー、エラマ哲学バーは、昨日で21回目。
月に1回開催し、入退場自由で、その時々のテーマについて、好きに語ります。

■「相手を否定しない」「過激なことは言わない」などのグランドルールはなし
■豊かで幸せな生き方”Elämä(エラマ)”が何かを追究するという、ざっくりした大きな目標を共有している
■話が脱線してもOK

お酒や好きなドリンクを飲みながら、夕食を頬張りながら、ゆるゆると開催し続けています。

今回のテーマは「キャリアってなに?」

皆さんは、「キャリア」という言葉を聞いてイメージするのはどんなものですか?

今回は、予想以上に難航しました。このキャリアという言葉に対する参加者のイメージがあまりにも違い、その定義やイメージのすり合わせに時間がかかったのです。

いつもは開始30分くらいで、言葉の定義やイメージをすり合わせ、参加者の皆さんは思い思いに思った言葉を発しながら深い深い対話に入っていきます。

しかし、今回は様子が違う。

30分経っても、1時間経っても、言葉の定義がバラバラでイメージすり合わせに難航。
 1、積む重ねてきた経歴、職業(キャリアプランや職務経歴など)
 2、特権階級、官僚(キャリア組とかノンキャリ組とかいうアレ)

英英辞書でも、国語辞書でも、共通してこの2つの意味が明記されていました。

参加者の言葉の意味も、「経歴」なのか「官僚」なのか、どちらの意味の「キャリア」なのかを言い添えないと、話に食い違いが生じます。

哲学バーだからこそその「キャリア」という言葉を丁寧に紐解いていきますが、普段何気なく使っている「キャリア」という言葉は、言葉話者の意味やニュアンスを取り違えて解釈している可能性が高いことがわかりました。

本日更新したnote「よむエラマ」に、キャリアに関する新記事をUPしています。ご参考までにぜひご覧ください。

「キャリアビジョン」ってなんだろう?noteよむエラマ

(2021年11月17日更新)

いわゆる現役「キャリア組」が参加者にいた!その人から放たれる言葉が、対話に洗練をもたらす

対話の洗練ってなんぞや? 
言い換えれば、緊張感をもたらしたわけです。
いわゆる公務員の現役「キャリア組」の参加者が遅れて入店されました。

「私はショックです。キャリア組ってそんなにマウント取ってるって思われていることが!」

さあ、ここでも「キャリア」という言葉の意味の食い違いが発生。遅れて入店されてきた影響で、キャリアの言葉の定義擦り合わせがないまま、キャリアの意味ニュアンス食い違い。

私の知り合いや会社員の友人は「キャリア」という言葉を使って、「真剣に自分の仕事プランを考えています」という意味を含んだマウンティングじゃないか

この発言を聞いて、ショックを受けられたのです。でも、会社員友人の「キャリア」は、1の積み重ねてきた経歴の話。官僚の意味は一切ないのです。

バーではこの後、言葉の意味を丁寧に紐解いていき、「キャリア」という言葉の意味をフラットにしていきます。

それを繰り返すことで、
「ああ、ここは肩書きも外し、仕事や家族の話はただ単なる体験の話の化し、肩書きで何者であるかを評価し合わず、フラットに対話する場」
であることを体感します。

この緊張感のあるキャリア組の方の発言から、キャリアという言葉が哲学バーでは洗練されていきます。

バーの閉店間際はお酒が回り、言葉も滑らかになる

このバーの特徴は、哲学対話にするにあたり「真面目」モードになりすぎないところ。お酒も入るので、言葉が滑らかになる。

初めて参加されたお客様は、
「哲学バーに初めて参加したけど、こんなに楽しい場だとは思わなかった!あまり発言できなかったけど、それでも頭の中でぐるぐる考えて、ラジオがわりに仕事をしようと思ったけど、手がつけられないほど、面白かった!!」

そう、発言をしなくても、参加者の皆さんは頭を回転させて、思考している。

その空間がなんとも心地よく、オンラインではあるのだが、オンライン会話特有の障壁が少ないのが特徴です。

発言なくても、発言してもOK! 普段立ち止まって考えない何気ない言葉を丁寧に紐解いていく、豊かな自宅飲みをしませんか?

次回は、12月13日(月)20:00〜22:00(入退場自由)
テーマは「教養って何?」

お申し込みはこちら

「教わる研修ではなく、一緒につくる研修」

今日、私たちが講師を担当した企業研修の受講者からこんな声をいただきました。

どんな研修かわからず不安だった。「教室運営とは」というものを教えてもらう研修のイメージだった。
でも、違うんだ。核がぶれない価値観をつくる研修なんだと実感し、スタッフ、運営者、それぞれ違う価値観を認識して、共鳴するポイントを見つける作業をしているんだと実感しました。

本日はとあるフランチャイズ企業の研修2日目。
カリキュラムは以下の通り。

■チームメンバーが考える施設のイメージを考え、共有するグラフィックレコーディングを使用したインタビュー
■施設でのスタッフ一人ひとりの役割を自分で書き出す
■ターゲット分析のためのペルソナ記入
■Elämä livのデザイナーによる「デザイナー思考とデザイン手法」の講座
■施設らしい言葉やイメージを深堀し、キャッチコピー(ブランドアイデンティティ/タグライン)を考える

これらを通じて、
施設のコンセプトをスタッフから管理職の人までみんなで一緒に作りあげる
顧客と企業の関係性を描く(ブランド要素、ブランド体験と刺激の設計)
を目的としています。

Elämä livがサポートするのは、主に「ブランディング」の構築ですが、
スタッフ一人ひとりが、顧客一人ひとりの人生に触れて、「豊かな生き方、豊かな生活」をともに描けるプロジェクト設計
を、企業研修で実行しています。

私たちElämä livが心がかていること

●フィードバックは受講者の答えがまとまっていなくても、妄想であっても、ゆるく肯定すること
●受講者の人生、生き方ごと、まるっと受け止めること
●受講者が分からなくても、とにかく自分の人生で経験してきたことから仮の答えを出して、イメージをブラッシュアップできる環境をつくること

まるで、大地のように。

今回の研修は、まだ続きます。
今日は大地の感触を確かめるところまで行きました。次回は、大地の上を歩いてみる、そんな研修になれたらいいなあとイメージしながら、次の研修へ。

(文・石原侑美)

某フランチャイズのスタッフ研修の講師

本日から3日間、エラマプロジェクトのBtoBチーム「Elämä liv(エラマリブ)」が定期的に講師をしている初期導入のスタッフ研修を開催しました。

全国に拠点があるこのフランチャイズでは、コロナ禍以降ずっとオンラインで開催しています。岐阜のオフィスにいながら、福岡や鳥取、大阪の拠点とつないで、朝から夕方まで研修を行います。

北欧のサードプレイスと拠点ブランディング

フランチャイズといっても、拠点のブランドコンセプトは自由。なので、この研修でコンサルティングに近いことを行います。参加されるスタッフさんの意見やプランを聞き出し、グラフィックレコーディングにてリアルタイムに書き留めます。

また、フィンランド生涯教育研究家で、ブランディングの専門家である代表の石原より北欧のオンラインツアーに参加しているようなレクチャー、30分に1回出される問いやワークによって、長い研修も飽きさせません。

また、エラマリブの企業研修は、スタッフさんの人生の道を共有します。「エラマ=人生、生き方、命」という言葉をブランド名に背負っていますので、人生丸ごと共有して、拠点ブランドの構築をデザインしていく、これがエラマリブの指名です。

※人生の道を描くワークの時のサンプル

2日目は明後日開催。「顧客に生き方の分岐点になるようなブランドにしたい」という拠点のスタッフさんの希望を叶えるべく、私たちエラマリブチームで伴走します!

企業研修のお問い合わせは下記のフォームまで

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開催概要

日時:2021年11月7日(日)10:30〜15:00
場所:ウッドフォーラム飛騨(岐阜県高山市清見町三日町165)

<プログラム>
午前:石原侑美のガイドによるフィンランド図書館ツアー
午後:エラマ図書館

エラマ図書館とは

エラマ図書館とは、エラマプロジェクトの世界観のキーワードである「フィンランド」「北欧」「サステイナブル」「教育」「哲学」「起業」などの観点で集められた本を展示し、自身の「豊かで幸せな生き方」を見つめるきっかけの本を来場者と共有するポップアップ(イベント)形式の図書館です。今回が初開催。

紅葉シーズン真っ只中!地元の方や、車で片道2時間かけて来ていただいた方も来場

今回は、岐阜県高山市にあるウッドフォーラム飛騨という施設で開催しました。紅葉シーズン真っ只中で、たまたま立ち寄った観光客の方、地元の方、そしてこのイベントのために車で2時間かけて来場いただいた方も一同に集いました。

来場者様提供の写真

※来場者さま提供の写真

「フィンランドに旅行した感覚で楽しかった!」
「紅葉が見える自然豊かな飛騨高山で、ゆっくり自分の時間を過ごせて幸せな時間でした」
「たまたま図書館に来ました。高山市にこんな面白いことをされている方と出会えて、嬉しかったです」

前もって告知が十分ではなく、少人数でしたが、それでも一つ一つの出会いが濃く、エラマやフィンランド、生き方に深くつながりを感じる豊かな時間を送れました。

エラマ図書館、コラボできるカフェや施設募集中!

今回の開催で気づいたこと、それはエラマ図書館が、「たまたまエラマと出会う人」と「わざわざエラマに触れる人」が同じ場所で「生き方」や「自分の時間」を共有する空間にできることです。

今後も積極的に続けていきたいと思っています。

カフェや飲食店、施設のご担当者さま、エラマ図書館とのコラボにご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください!

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