2024年11月30日(土)、名古屋市の森の会議室にて、「北欧フィンランド・ウェルビーイング現地調査&ツアー報告会 〜サステイナブルな暮らし、学校教育、働き方〜」が開催されました。本イベントは満席となり、盛況のうちに幕を閉じました。
フィンランド生涯教育研究家の石原侑美が、2ヶ月に渡る現地調査・研究滞在、そしてツアー実施の成果を報告する貴重な機会となりました。参加者は、エラマの森会員の方からエラマプロジェクトやフィンランドに初めて触れる方、そしてツアー参加者までと幅広く、約17名が集まりました。
会場は「森の会議室」という名にふさわしく、森の自然に囲まれたようなリラックスした雰囲気。コーヒー、フィンランドのお茶、お菓子を楽しみながら、参加者は石原氏の報告に熱心に耳を傾けていました。
報告会では、フィンランドの基礎知識から始まり、サステイナブルな社会づくりとウェルビーイングな暮らし、働き方とウェルビーイング(職業教育)といったテーマに深く切り込みました。小中一貫校やスマートシティ、ゼロウェイストレストラン、オーガニックハーブ農園といったサステイナブルな社会を支える現場、そして職業専門学校や森林ウェルビーイングプログラムといったフィンランドならではの働き方への取り組みが紹介され、参加者に多くの学びと刺激を与えました。
また、石原氏が現地で買い付けてきた北欧雑貨の販売もあり、イベントをさらに彩りました。
報告会後には活発な質疑応答や参加者同士の交流が行われ、イベント終了後も1時間ほど会場に残って対話を続ける姿が見られました。フィンランドの文化に触れるだけでなく、「豊かさとは何か」「幸せな生き方とは何か」といった本質的な問いについて考え、共有する貴重な時間となりました。
名古屋での報告会は大盛況のうちに終了しましたが、フィンランド・ウェルビーイング現地調査&ツアー報告会は、岐阜県高山市(12月4日)、三重県伊賀市(12月7日)、オンライン(12月19日)でも開催予定です。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。