
2025年5月3日〜5月5日、新緑が美しい飛騨高山で、エラマの森の住民さん限定のオフ会を開催しました。
エラマの森は、フィンランドの豊かな暮らし方や日本の文化にヒントを得ながら、「わたし」の心と体を整え、日々の暮らしを豊かにするためのオンラインコミュニティ。オンラインでの学びや交流に加え、年に数回、こうして飛騨高山の自然の中で実際に集う機会を設けています。
今回のオフ会も、そんなエラマの森ならではの温かい時間に満ち溢れていました。
焚き火、サウナ、そして太陽の下の語らい
GWの飛騨高山は、幸いにも天候に恵まれ、参加者の皆さんと共に充実した3日間を過ごすことができました。
拠点となったのは、広々とした古民家「太陽の家」。ここでは、まるでフィンランドにいるかのような体験が待っていました。
夜には、満天の星空の下、焚き火を囲んで語り合ったり、フィンランドのカードゲームを楽しんだり。普段の忙しい日常ではなかなかできない、「余白」のある時間を共有しました。

何もしない贅沢、自然と一体になる喜び
翌日は、近くの広場へピクニックへ。
特別なアクティビティがあるわけではありません。ただ、ウォーキングコースを散策したり、川のせせらぎに耳を傾けたり、そして、芝生の上に直接寝転がって、ただ空を眺める。
そんな「何もしない贅沢」を味わいました。
参加者の中には、本当に気持ちよさそうにうたた寝をする方も。
都会の喧騒から離れ、自然の中に身を置くことで、心も体も解き放たれていくのを感じました。

エラマの森が目指すのは「コンヴィヴィアルなコミュニティ」
今回のオフ会を通じて改めて感じたのは、エラマの森が目指している「コンヴィヴィアルなコミュニティ」の姿です。
「コンヴィヴィアリティ」とは、思想家イヴァン・イリイチが提唱した言葉で、「自立した個人同士が、創造的に共に生きるあり方」を意味します。それは、誰かに依存するのではなく、それぞれが自分らしさを大切にしながら、お互いを尊重し、心地よく繋がっていく関係性です。
オフ会では、参加者一人ひとりが自分のペースで過ごしながらも、自然と会話が生まれ、笑い声が響き、時には深い話にまで発展する場面もありました。それぞれが違う興味や背景を持ちながらも、どこか根っこの部分で繋がっているような、温かい一体感がありました。
それは、用意されたプログラムをこなすのではなく、その場の空気や気分に合わせて、みんなで「今、何をしたいか」を考え、行動する。そんな自由で主体的な関わり合いの中にこそ、コンヴィヴィアルな豊かさが生まれるのだと思います。

また次の「豊かな時間」でお会いしましょう
今回のオフ会には、遠方から2匹のワンちゃんも参加してくれ、私たちに普段とは違う世界を見せてくれました。また、少し肌寒かった山の気候のおかげで、思いがけず満開の桜に出会うという嬉しいサプライズも。
エラマの森では、オンラインでの学びや交流はもちろん、こうしたリアルな場での体験を通じて、皆さんと一緒に「豊かな生き方」を探求していきたいと考えています。
次回の飛騨高山オフ会は、来年2026年のGWを予定しています。
「わたし」を見つめ、心と体を整える時間を、ぜひ一緒に過ごしませんか?
エラマの森に興味を持たれた方は、ぜひコミュニティの詳細もご覧ください。
あなたとの出会いを、心よりお待ちしています。
